Electro swing danceを踊りたい
僕はダンスが好きでYouTubeで動画を探し回っているのですが、
最近「electro swing dance」というジャンルのダンスがあることを知りました。
かなり好みだったので真似したいと思い、いずれ誰かに披露したいという気持ちも芽生えはじめました。
しかし、その状態に至るにはハードルがありました。
部活や仕事じゃないと練習しない
ダンスでお金を稼ぐのであれば必死こいて練習すると思うのですが、この場合完全なる趣味です。
ただ単に曲に合わせて自分なりに踊るのが好きなのですが、それだといくら経ってもダンスレベルは向上しません。
ダンスレベル向上のためには地道な練習を継続的にしなきゃなりません。
しかし練習は面倒くさい。
やっぱり楽しいことばかりではないのでモチベーションが下がります。そして行動に選択肢が与えられているとどうしても自分にとって心地良い方を選んでしまいます。
例えばこの場合、ダンスを人に見てもらえるレベルにまで持って行くには「1日のうち決まった時間を取り」、「PCなどで動きを確認しながら」「撮影するなり鏡を見るなりしてチェックし反復練習をする」必要があります。
けれど、ぶっちゃけテレビでアニメを見てる方が楽しい時間の過ごし方なので、そっちに流されがちです。
もし、これを努力至上主義の人に聞かせれば「所詮そのくらいの思いだったんだ」と言われるでしょう。
ただそれで諦められるわけではない。
例えば、満員電車のストレスはすさまじいのになぜ多くの大人たちは週10回も満員電車に乗るのでしょうか。
早起きすれば満員電車ではないし、都心の職場でなければ満員電車ではないし、職場近くに引っ越せば満員電車ではありません。
つまり、ストレスがかかろうが、満員電車の方が楽な選択肢だったから毎日乗り続けるのです。
その理由は睡眠時間の確保なのか、経済的理由なのか、ステータスのためなのか、人それぞれでしょうが、共通するのはある種の強制力が働けば人間は結構な苦労を受け入れてしまうことです。
これを僕は「おばさんの前でパンツ脱いでしまう現象」と名付けました。
これはかつての僕の体験が元になっています。
以前腰を痛めて整骨院に行き、レントゲンを撮ることになったのですが、そこで脱ぐよう看護師さんに指示されタオルを渡されたんです。
そのとき、壁には撮影の例なのか写真がいっぱいあって、女の人が映ってたんですが、上半身が裸でして。
それが印象に残ったまま、「あれ?レントゲンって服が邪魔になるのか?脱ぐってズボン?それともパンツ?」みたいな感じで若干動揺しまして、パンツを脱ぎかけたところで「パンツは結構です」って言われたことがあったんです。
みなさん僕のことをあまり知らないでしょうから断っておくと、僕は幼稚園児のときに羞恥心を覚え、大浴場でもタオルを腰に巻き続け、肌の露出を極力避けてきたんです。
その僕が!露出狂と真反対のその僕が!病院という環境下(しかも慣れないレントゲン室という特殊な環境)のプレッシャーに負けて人前で恥部をさらしそうになったんです。
つまり、人は追い込まれると普段しないような行動をしてしまうのです。
ということは、ダンスの例でいうと最初に必要な行動は良いチュートリアル動画を見つけることでも筋トレをすることでもなくダンスの練習をせざるを得ない状況を選ぶことです。
もっと具体的に言うなればダンスをする時間にするはずだったのに違うことをしてしまったのであれば違うことができない場所に身を置くことです。
さあ言うは易く行うは難し。今から頑張ろうと思います。
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