病識について

“病識”は、「自分がかつてクレージーであったことを受け容れうるほどの余裕感」が支えられなければ、しばしば不毛どころか破壊的でありうる。

統合失調症1 みすず書房 中井久夫

たしかに、病識の獲得は治療にとって重要な意味を持つ。しかし、病識の獲得は常に痛みを伴う。その痛みも時と共に薄れていくんだけどね。

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