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#週刊おせっかい不動産 音信不通になったおっちゃんはイマ・・・

暮らしや人生をヒアリングし、理想の暮らしを提案するおせっかい不動産。

「サービス」という言葉にすると違和感はありますが。その人の背景や経済的な理由などを鑑みて、おせっかいをしています。

本当に困っている人に親身になって対応する。「誰かれ構わずなんでもやります」というわけではありません。
大切にしているのは“必要であれば”おせっかいをするということです。

日々のコミュニケーションの積み重ねや、本当にその人が求めていることを想像して提案しています。

1年前の、あるおせっかい

この話に登場するのは、2022年に入社したソータ君。

群馬県出身で実家は日本酒屋さん。はっぴーの家を偶然知り、コミュニティ作りに興味を持ちやってきました。現在は介護の現場を手伝いながら、主に不動産のお仕事をしています。

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初めてHappyに来たときくらいのソータ。

ソータ、はじめてのおせっかい

通常物件を借りる際には、連絡先が必要となります。
しかし、そのお客さんは電話を持っていませんでした。

普通のお店であれば「連絡先を契約してからまた来てくださいね〜」と伝えると思います。

だけど、今ドキのスマホなんてどれにしたらいいかわからない。
そして手続き自体も面倒くさいし、お店によっては契約時の金額も変わります。

リテラシーのある若者がお客さんだったら「自分で探して」って言えるけど、高齢者で、経済的に不安を抱えている人であれば、それをすることはたぶん難しいと思うんです。

でも、経済的な背景を知っているから1円でも安いところで契約してほしい。
ということで「1番安くスマホを契約できるお店を探す」おせっかいを行いました。

スマホの契約をおせっかい

そこで、ソータ君におせっかいをお願いしました。

まずは電話やネットで最安値のお店を調べた上で、一緒にスマホの契約へ。そして電話使い方など、基本的な操作方法を教えてもらいました。

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そしてこの日、1年後カレンダーにある予定を残します。

「ケータイ オプション 解約」


契約時に自動的についられてしまうオプションを解約するためです。勝手におすすめされて付けられて、自分から解約しますと言わない限り課金されるアレ。おっちゃんは当然忘れています。

・・・というか、オプションのこともわからないはず。
しかし解約した方が良いのは歴然ということで、前もって予定を入れました。

あれから一年、音信不通になったおっちゃん

そろそろ1年か。おっちゃんに連絡しないと

ソータくんは契約した携帯に電話をします。
しかし、何度かけても電話に出ることはありませんでした。

と、いうか繋がることはありませんでした。

おっちゃん、大丈夫かな?

心配したソータくんは自宅に向かいます。

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おっちゃんの家は徒歩圏内。
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おっちゃんの生活サイクルも知っています。
電話が繋がらなくてもいる時間ならわかる。

大丈夫ですか?なにかありました?
携帯に電話をしたけど繋がらなかったので心配しましたよー

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すると思いもよらない回答が返ってきます、

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あ、アレ、充電せなあかんのか。


なんと、おっちゃんには「充電する」という概念がありませんでした。

そりゃ繋がりません。充電してないんだもの。
と、いうことで解約手続きをおせっかいすることにしました。

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まずはモチロン充電から。
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その間に必要書類などをまとめます。
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そのまま神戸ハーバーランドにあるお店に直行!
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しかし、必要な書類を忘れてしまい解約できないことが判明!
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「なんかようわからんけどありがとうね〜」byおっちゃん
解約できてないことには気づいていない様子。
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後日、改めてお邪魔して無事解約成功!

不動産屋の本質は「物件を仲介する」だけではない。

おせっかい不動産は、事業部長アフロさんが大手不動産会社での勤務で感じた「もっとこうしたらいいのに」という思いがあります。

「あなたは、どんな仕事をしたいのか」
「あなたは、どんな人と暮らしたいのか」
「あなたは、どんなパートナーと出会いたいのか」

その人の人生をヒアリングし、言葉に出ていない理想の暮らしを想像し、そして提案すること。不動産屋の本質とは「暮らしをデザインすること」だと考えています。

今の時代、ただ物件を紹介するだけではスマホ1つでも可能です。
しかし、その人の人生を知った上で物件を探した方が、働く側もHappyなのではないかと考えています。

Happyには10年以上行っている空き家活用事業や、居宅支援事業、訪問介護や訪問看護など、同社内に複数の事業部があります。仕組みだけではなく、背景やスムーズな連携を行うことで、唯一無二な”おせっかいをビジネスにする”ことに挑んでいます。   

そして今日もソータは誰かにおせっかい中

入社から1年以上が経ち、今では物件案内などができるまで成長しました。そして現在は宅建の資格取得に向けて猛勉強中です。そして変わらず、日々の小さなおせっかいを積み重ねています。

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海外から移住してきた人に、自販機の使い方を教えるソータ
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散歩のついでにはじめてのスタバに連れて行くソータ
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偉くて怖い人たちに囲まれながらクライミングの研修をするソータ
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ええ話してる横で、隠れて弁当を食べるソータ
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タロット占いでグサッと刺されて心に来ているソータ

そんなソータより、最後にひとこと。

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「みなさん、スマホは充電しましょう!」


【空き家物件大募集中!】

そんなソータより、皆さんにお願いが2つ。

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不動産屋なのに、介護の備品整理をさせられるソータ

①物件、空き家の相談大募集中!

おせっかい不動産の想いに共感してくれる方、いまお持ちの空き家を活用したい方はいませんか?

空き家を持っている人、
空き家を持っている知り合いをご存知の方、

どうせ貸すなら、
どうせ売るなら、
おせっかい不動産に相談してみませんか?

お気軽にご連絡どうぞ。
ゆるーくお待ちしています。

求む! おせっかい空き家情報
希望の物件地域:神戸市内
問い合わせ担当:アフロ(高橋大輔)or ソータ(金谷颯太)
連絡先:下記の問い合わせフォームよりご連絡ください

②下町芸術祭、ボランティアメンバー大募集中!

阪神淡路大震災からちょうど20年を迎えた2015年から、2年に一度のペースで開催されている、地域の芸術祭「下町芸術祭」。

今年は11月3日〜19日に渡って開催されます。
そこで現在、ボランティアメンバー(通称:コテ隊)を大募集中!

アートや地域にどっぷり深く関わりたい方はおすすめです。

そんなコテ隊のリーダーはソータ。
説明会も開催されるので、これを機会にぜひどうぞ〜!

おせっかい不動産を通して起きた事象(Happy事例集)

◆事象①「犬を預かって欲しい」
「独り身で経済的に裕福とは言えない・・歳のおじいちゃんが家を探している。しかし高齢であることと譲れない条件があり見つからない。なんとかなりませんか?」という依頼がありました。譲れない希望の条件は「ペット可」の物件でした。
自社で運営している空き家を活用し、ペットも同伴で入居できるようになりました。後日病院へ入院することとなったおじいちゃんは、はっぴーの家ろっけんに犬を預けました。

◆事象②「売買から入居者へ」
はっぴーの家に、マッサージチェアを寄付してくれるということで取りに行きました。そこで「売るけどどこに売ったらいいかわからへん」ということで、おせっかい不動産を通じて売買を成立させました。同時に介護施設への悪いイメージを持っていましたが、2年間をかけて関係性を作り入居されました。

◆事象③「実家に帰らず自分の力で生活したい」
東京の大手広告代理店で勤務していましたが、仕事に忙殺される日々を経て、地元神戸へUターンすると決心をした若者でした。実家に帰るという選択肢もありましたが、「このまま戻りたくない」「戻るとしても1人暮らしをして自立がしたい」という思いを応援するために物件を紹介しました。

■会社概要 株式会社Happy
マタニティアートから葬儀まで。不動産事業や空き家活用など暮らしにまつわる事業を展開中。私たちの事業は最初から社会課題の解決を目指すのではなく、目の前にいる人、出会った人がどんな暮らしをしたいのか、を問い続けながら臨機応変に生み出し、それらを通じて社会に「暮らしの選択肢」を広げています。自分たちが欲しいもの、楽しいと思えるもの、面白いと思うものをつくることで、結果として社会貢献につながっていくと考えています。

おせっかい不動産について
「住まい」は広さや駅からの距離だけではない。「街の雰囲気」や「コミュニティの在り方」も暮らしやすさに影響する。仕事、サードプレイス、福祉的ケア…etc。そんな家以外の要素を含めて、“暮らしを取り巻く環境まるごとアテンドする“。それがおせっかい不動産です。


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はっぴーの家ろっけん / 株式会社Happy
こちらのお金は"おせっかい費"として、おじいちゃんおばあちゃんの生活費や子ども達への教育事業などに使わさせていただきます。ありがとう〜。