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習慣という名の癖

学生時代、【小説を読んで気になる箇所を調べて発表する】という課題がありました。
気になる箇所は人それぞれで。
読み進めていくにあたり、気になるポイントがどこか忘れてしまうので付箋をつけながら読んでいました。

それが今も習慣として残っています。

作中で起きた「事件」、聞き覚えのない言葉、『』に括られて登場した書物、登場人物の台詞など、少しでも「これだ!」と思うものには付箋をつけておき、後で調べます。
どうしても気になった場合は読む手を中断して、スマホで。

事件や書物はフィクションなのか、それとも実際に起こったことなのか、とても気になります。フィクションの場合、作家の想像力に驚きます。

電車の中で付箋をびっしりつけた本を持っている人間がいたら、それはきっと私です。

本に貼る付箋ですが、粘着力の強いものは使いません。

付箋を剥がす際に文字まで一緒にとれる恐れがあるからです。
仕事柄、本の修理をすることがあり、面倒と解っているので粘着力が強いタイプのものは使いません。
透明のフィルムタイプのものは粘着力が強いものが多いです。かわいいデザインのものだけど強度が高いタイプのものは、ページ余白に貼るようにしています。

調べたことはノートにまとめて書き、たまに読み返して楽しんでいます。小説は読書ノートに感想を書きます。ブクログも併用しています。
何かの役に立つわけではないけど、なんだか楽しくなる気がする作業です。

終わり。

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