北ドイツに行ってきたよ。⑤

今回の旅行で一番の思い出は、風邪をひいて病院に行ったことです。
お小遣いのユーロの殆ども治療費に消えました。
なんでこんな悲しいnoteを書こうと思ったのかは、貴重な体験をしたからです。

日本との気温差

ネトフリで「キャッスルヴァニア」を観ながらドミノピザを食べていたところ、気だるさを感じ、吐瀉。その後、熱を測ってみると38度を超えていました。
元々、ドイツの地を踏んでから喉が乾燥して辛かったのですが、まさか風邪を引いているとは思いませんでした。

緊張と疲れがあって発熱したと思っていましたが、この国が寒すぎたということも一因のように思えます。
東京の気温は30~35°。
こちらの気温は15~16°。
涼しくて過ごしやすい!と喜んでいたのも束の間で、発熱以降は「寒い!」としか思えませんでした。

コロナじゃないならなんだと言うのだ

気温のことは想定内で、服装も長袖を多くもっていきました。予想外だったのは、現地の人も引くほど「天気が悪かった」こと。
実際に滞在中、急に天気が崩れて大雨が降ってくる場面がありました。
参加しようと思ってもできなかった、メタルフェスのヴァッケンも泥濘が凄かったようです。

懸念すべきは「コロナか否か」であり、検査キットを使って調べたところ陰性でした。じゃあコロナじゃなかったら何なんだよ?と思うくらい、発熱と喉の不調、扁桃腺の不調があったので現地の病院に行くことにしました。
通訳は友人がしてくれました。
診断結果は「細菌性の風邪」とのことで、抗生剤と咳止めを処方されました。残念ながら旅行から帰ってきて一週間経った今も咳が続いています。

病院にて、健康保険証を持っていなかった私に対しての友人の言葉が忘れられません。
「ドイツ人はみんな健康保険証を持っています」
いや私だって持ってるんだよ。
ただ旅行から日本に置いてきただけなんだが???
あれはもしかしてドイツジョークだったのか、ただの煽りだったのか今もわかりません。

もう二度と飲みたくない

風邪の時に飲むものだそうです。デンマーク産。
前情報をまったくくれない友人が普通に飲んでいたので、自分も続いたらとんでもない刺激物でした。
ショウガやレモン、リンゴなど喉によいものが入っているのですが味が最高にまずい。某ポッカのレモン瓶を想像していたのですが、まったくの別物。
「良薬口に苦し」
と笑っていた友人に殺意を覚えました。

でも看病してくれてありがとう。
蜂蜜入りのお茶、美味しかったよ。
友人ママの作ったチキンスープ美味でした。

敗因

敗因は天候のせいでした。
体温計を持っていくという閃きは良かったのですが、常備薬のパブロンを忘れたのは痛手でした。
それと「冷えピタ」があればよかったなと思いました。
これから海外に行くときは絶対に持っていくようにします。

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