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心配性
ある夜、さて寝ましょうかと思っていると…。
事件はおきました。
こむぎ君の様子がおかしいのです。
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口を開けて、顔はフラフラ。
今まで見た事ない表情。
慌てて声をかけました。
まさに、よく漫画で目が回ってるあの感じの表情。
歩く姿もなんだかぎこちなく変な歩き方。
動揺してしまって、家族を起こして夜間の動物病院を検索して探します。
旦那さんは、少し様子を見てみようと提案。
その間に手遅れになったらどうしてくれるのかと、1人でイライラ。
もうね、私は一刻を争う病気じゃないかとプチパニック状態。
震える手で、症状を検索。
えっ、脳に障害。どうしよう…。
もしかしたら、怪我して痛いのかも。
足や手、お腹を触って嫌がらないか確認。
触らせてくれる、怪我ではなさそう。
でも、あれからあの表情はしなくなったな…。
けれど、動物は弱みを見せないって言うし…
我慢してひたすら耐えてるのかもしれない。
症状を検索すれど、出てくるのは…
フレーメン反応…
いやいや、そんなはずはない。
こむぎ君のフレーメン反応は何度も見てるし。
あんな強烈な表情…まさかね。
ありえないわ、あんな顔。
待てよ…なんか匂いが…する
横たわるこむぎ君のしっぽをめくると…
いた、結構な塊のうんちが…
うんちを綺麗にしようと舐めたら、強烈なフレーメン反応を起こしていた様で…。
原因がわかった瞬間、ゾッとしました…。
なぜなら、夜間の動物病院に駆け込まなくてよかった。
フレーメン反応で、夜中に診察してもらっていたかもって思っただけで恐ろしい。
昼間だったら、間違いなく病院に駆け込んでたわ。
ぎこちない歩き方も、うんちが付いて気持ち悪かったからか…。
お尻を綺麗にしたら、それから何事もなかったかの様に寝てました。
まぁ、騒いでたのは私1人なんですけどね…。
夜中に起こしてごめんね、みんな…。
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