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昇進試験の結果に絶望し、今後も東京では昇進できる可能性は低いだろうと考えた私は転職することを決意したのですが今後何をするのかというのは結構悩みました。

大手企業に就職して福利厚生の充実した環境で働きたいという思いや全くやったことのない業務に携わろうかなぁ等と数カ月漠然としたイメージだけで全然今後のビジョンが定まっておりませんでした。

いろいろ考えた結果私自身でも意外だったのが私がやりたいと思えた仕事が営業でした。

レオパレスを退職する際にもう営業は嫌だと思った当時からはとても考えられないものです。

何故に営業をやろうと考えたのか理由は定かではありませんが恐らく某学習塾で営業スキルを身に付けて、自分の成長をすごく実感しやすかったことが一番だったのかなぁと思います。

結局某大手学習塾を退職するタイミングで金融の営業と光回線の訪問販売の営業2社から内定を頂きました。

最初に金融の営業で内定を頂いたのですが業務内容が電話でお客様に金融商品の営業を行い、ベテランが訪問して販売してくるというもので自分でクロージングを打てないのが気になり光回線の営業をすることになりました。

光回線の営業と言えばブラックな環境という認識はもちろん持ち合わせていたのですがベンチャー企業という事、そして頑張ったら頑張った分だけ自分の収入につながるという事。さらに訪問販売という事でずっと営業ができる、もっと自分の営業スキルを身に付けることが出来るという事が私を突き動かしました。

その2社の内定を持って某大手学習塾を退職したのですが、全く引き止められませんでした。

退職する際にエリアマネージャーから

「この会社で活躍できなかったからと言って決して無能とかそういう風には考えてないから」

と言うありがたいお言葉を頂き業腹だったことを覚えています。

そんなことはわかっているし何故にあなたが私を慰めようとしているのか。

「へ?」

って返してやりましたよ。

我ながら今思うと感じ悪いですねw

心に余裕を持った人間であれば「お心遣いありがとうございます」と言えたのでしょう。

うんうん、今ならそう言えるはず。

こうして私の8年間の教育業界従事は幕を閉じました。

一人でも多くのサラリーマンの方々に起業という選択肢を視野に入れて今、自分で納得出来てない働き方を改善できる手助けになればと思い頑張って有意義な情報を提供していきます。