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一番なりたくない人②

さやかさんのセッションで、私の本質だと炙り出されたその人は、
おばあちゃんでした。

 
 
うそでしょ???
 

 
この母方のおばあちゃんは、すぐ近所に住んでいて家族のような存在。
私はこのおばあちゃんが嫌いだった。

わがままで、自己中で。
人は自分のために動いて当然、やってくれて当然と思っている人。
外ではやたらと愛想よく、身内の悪口ばかりいう。

 
  
実際に、子どもの頃、
「そんなにお母さんの悪口ばかり言うんだったら、うちに来ないで!」
と言ったことがあった。

その旦那さんであるおじいちゃんは私が小学校2年生の3月に亡くなっています。
私の記憶にあるおじいちゃんは、とてもマメな人。

60を過ぎても働きに出ていて
(そんなにお金がなかったわけでもなく)

あの時代の男性にしては珍しく、家のこともよくやっていた。
庭で野菜や果物を育てたり、
鶏を飼って世話したり、
かつおぶしを削ったり、
掃除をしたり、
家をまめにメンテナンスしたり。
ちょっと、おばあちゃんのいいなりっぽいイメージもあったけど、孫の中で私を一番かわいがってくれました。
 

亡くなる直前、病院にお見舞いに行ったときに2年生の通知表を見せたら、おじいちゃんは涙を流しながら、
「Tomomiは作文が上手だから、いつかじいちゃんのことも作文に書いてくれな」
と言ってくれた。


   
勉強で褒めてもらった最初の記憶であり、おじいちゃんの生前の最後の記憶。

 
その3日後におじいちゃんは亡くなり、お通夜の日の夢の中におじいちゃんは現れました。
ものすごくリアルな夢で、私はおじいちゃんと手をつないで、おじいちゃんの家で葬儀の準備が進んでいくのを一緒に眺めた。
空から家を見下ろしたことなんてなかったのに、それはそれはリアルに、鮮明にその景色を覚えてる。
 
 
最後の最後、棺桶にお花を入れてふたを閉じるときに、おじいちゃんと目が合ってびっくりした。
 
 
そして、その後も四十九日頃まで、何度か家の中でおじいちゃんと会い、
母からも「多分、あんたの守護霊はおじいちゃんだろうね」と言われて育ったので、いつもそばにいるような気がする。
 
 
(実際、見える人に「おじいちゃん、後ろにいるよ」と言われたこともあります)


そんなこんなで、
私は仏壇にお線香をあげるとき、お墓参りに行くときには、いつもおじいちゃんと対話してます。


おばあちゃんのことは・・・・・正直忘れてます😂
 
 

そんな風に、死してもなお繋がっているおじいちゃん。 

おじいちゃんは、生前おばあちゃんをとてもとても愛していたと聞きます。
なんでもかんでも自分を後回しにしてやってあげてた、と。
おばあちゃんはまるでお姫様だったと。
 

亡くなる直前も
「ばあちゃんを頼む」
って、大人にはそう言っていたらしい。
 
 
そんなにおばあちゃんが心配だったのに、なんで私のそばにいるのか、謎でしょうがない。
 
 
私が子どもで、カンが良くて、おじいちゃんの存在に気付けたから?
  
  
  
しかし、さやかさんのセッションで、
それだけではなかったのかな・・・と気づいていきました。
 
 
人間、所詮は見たいものにピントを合わせて、しかもその人の解釈というレンズで脚色をして、物事を見ているのです。
セッションはそのレンズの調整。
 
 
今回のセッションでの私の主訴は
「自分軸をもって生きたい」
というものでした。
 
 
学校現場で、つい困っていそうな、辛そうな顔をしている子供、先生ばかりにフォーカスをして、助けてあげてしまう私。
 
 
そんな自分は嫌いではないし、むしろ得意なスキルとして私の存在意義を高めていた。
でもそこに偏りすぎると自分を大事にできないのです。
 
 
そのサインとして、私は卵巣が腫れます。
左の卵巣は2回手術して、2年前に摘出しました。
 
 
取ったから終わったと思ってたのに、次は右が腫れ始めている。
 
 
困っている人、辛そうな人を助けることにフォーカスし続けると、どうやら私は体を壊すらしいのです。
 

 
さやかさんは、最初、母性が出過ぎてるのでは?と言い当てました。
困っている人を見ると1から10までやってあげたくなるのではないか?と。
 
 
それは昔、問題児として困っていた弟を助ける姉としての私のであり、
おばあちゃんを世話するおじいちゃん
 

 

おじいちゃんになってるよ
   
 
本当は私にはおばあちゃんの素質があって、
他人を気にせず、自分の好きなように振る舞い、誰かにお世話してもらうお姫様であるはず。


しかし、今の私は逆のことをしている。
 
 

ビンゴ
おばあちゃんが大嫌いというのが、その裏返し。
 


さやかさんがタロットを引いていくと、
顕在意識では
「なるほど…、よくわかった」
といいつつ

潜在意識では
「いや、私はこのまま正義(かわいそうな人を助けること)を貫きたい!!!」
と思っていて

超自我は
「それを続けると強制終了が起きるよ」
と表してくれた。
 
 
つまり病気。
 
 
このまま、本音や体を痛めつけながら正義を貫き続ける? 
 
 

なんで、こんなにストイックなことになってるんだろう。。。

 
さやかさんは、そんなにもおばあちゃんが嫌いなのは、私の母のカルマを一緒に背負っているからだと言いました。
 
 
そうなんです。
私は、母との関係については、これでもかというほど、セッションやセラピーを重ねて片付けきっている。
 
 
母のおばあちゃんに対する思いを背負っているから、こんなに重いんだ。。。
 
 
だって、生まれてから私はずっと母の味方だったから、母がどれほどおばあちゃんに対して複雑な思いを抱いていたのかを知っている。



家系のカルマを解消するために、私は若い頃から心理について探求し続けてきたの??
 
 
 
やってもやらなくてもいい
 
 
でも、やれば今度こそゴール✨✨
あとはボーナスステージだよ💓
 
 
と言われると、
ストイックな私はやらざるを得ません。

 
 
私は一番なりたくなかったおばあちゃんになる決意をしました。  
もしかしたら、おじいちゃんは私が本質にたどり着くまで見守っているのかもしれない。
 
 
奇遇にも今日は蠍座新月。
すでにスタートは切られたようです。

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