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鎌倉に行って来ました!(「茶寮かみくらの偽花嫁」スポット巡り)

 夏に鎌倉旅行の予定があるんですが、実は春休みにも鎌倉に行ったんです。今さらですが、その時の思い出話を。
 
 初鎌倉の時に存在を知った、あさばみゆき先生の作品「茶寮かみくらの偽花嫁」。その作中スポットを中心に、鎌倉を巡りました。

 作中で主人公・小鳥が夫の頼兼さんとカレーを食べに行った、福日和カフェ。初鎌倉の時も行って閉まっていたんですが、今回もまたまたお休みに引っかかってしまったようで。ザンネン……縁がないなあ。

境内は撮影禁止なので、看板を

 同じく作中に出てきた、御霊神社。面掛行列のお面は見られましたよ。小鳥の感想どおりコワ、いえ、風格が……。ひとつひとつ個性が強く迫力があって、興味深かったです。ただ、オカメのお面をじっと見つめていると、かみくらでお面の唇がグニャリと歪んでお歯黒の歯が――のシーンを連想しちゃいまして。心なしか、だんだんと口角が上がっていくような……ひええ。

茶寮かみくらがある星の井通り
その名前の由来になった井戸

 

福日和カフェのすぐそこにあるパン屋さん


生地だけで一切何も入っていないパン
塩気が丁度良くて美味しかったです


坂ノ下という地名を見るだけでワクワク

 「茶寮かみくらの偽花嫁」では葬送の地・由比ヶ浜から坂ノ下を通って夜ノ人が行き着く幽世の入口とされていた、極楽寺にも行ってきました。極楽の名を関するだけあって、花が美しく浮き世離れした景観の寺院。丁度桜の時期の始まりだったことも良かったのかもしれません。

 昼食は、どうしても食べたかったカレー。頼兼さんいわく、鎌倉はカレー屋さんの激戦区なのでしたっけ。

 鎌倉観光の定番、鶴岡八幡宮にも行きました。段葛の桜が咲き始めていて、本当にキレイでした。他にも小町通りで、お香に癒やされたり、かんざしを見て試しに着けさせてもらったり。

 鎌倉、気軽に行けたらリピーターになるのは確実だと思います。何度行っても楽しいはず。また行ける日が、楽しみで仕方がないです。


 オマケ。

 物語で登場した地名を(じゃなくて字面だけでも)見るたびはしゃぐ私。実は南総里見八犬伝が大好きで、いろんなバージョンを読んでます。好きなシーンは、犬川荘助が処刑場から助け出される部分です。


 似ているとウワサの、鎌倉ぽっぽと博多ひよこ。食べ比べしてみました。比べてみると色も味も意外と違う……


 結論。とってもとっても楽しかったです!