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大好きな実況者さんのこと

大好きな実況者さんがいる
どんなに感謝してもしきれない
とても大切に思っている方
その人のことを書いてみようと思う

とあるゲームシリーズの実況者と言えば必ず名前が挙がる方なので、かなり前から存在は知っていたけれど当時応援していた方との実況スタイルがあまりにも違うため、その時期から追うことはなかった

本格的に意識し始めたのは2020年以降、色々な方とのコラボ動画を見て真面目だけど天然な所もあって、なにより穏やかで優しい人だという印象を持った
その後、検証やイベントの攻略など気になる動画をちょこちょこと見始める

それから暫く経ち、ある事をきっかけに投稿される動画を全て見るようになった
そのきっかけはチャンネルのコメント欄
一視聴者がこんな事を言うのは非常に申し訳ないけれど、当時はあまり民度がよろしくなかった
毎回これをどんな気持ちで見ているのだろう

今思えばなんて烏滸がましいのかと恥ずかしくなってしまうけど、少しでも励みになったらいいなと、ただそれだけの理由で毎回コメントを書くようになった

見続けると分かる 彼の面白さと優しさ
自身がプレイするゲームに登場するキャラ達への接し方や、自然や風景に敏感でふとした時それらにふれる感受性の豊かさは自分と似たところがあると感じて親近感が湧いた
それ故に応援する気持ちはあったけれど、それでも"凄くハマる"というところまではいかなかった

ある日それが一変する事が起こる
忘れもしない2022年9月16日
とあるプラットフォームで
ゲーム実況の配信を始めたのだ

「・・・なんだこれは?すごく楽しい!!!」

以前行われたYouTubeの生配信などで関西弁を聞く機会はあったけれど、ここまで楽しそうに素で喋りまくるのを見るのは初めてだった

その後、数日おきに配信が行なわれる
時間が合ったらなるべく遊びに行きたい
あの面白い配信を見逃したくない
いつしか待ちわびるようにまでなっていた

私の大好きなUNDERTALEも配信してくれて
こんな幸せな事があっていいの?と感動した
リアタイ出来ない時はとてももどかしくて
仕事中も早く家に帰りたいとソワソワ…
そんな中、アンテPルート攻略配信中のある夜、数日前から体調を崩していた私の母が救急車で運ばれて入院した

幸い手術などすることなく2週間程で退院、しかし元々足腰が悪かった母は入院期間中ほぼ寝たきりだったため、家に戻ってきた時には自力で立つことさえできなくなっていた
他に頼る人もおらず仕事を休み、介護する日々が始まる

いつまで続くか分からない怖さ
私ひとりでちゃんとお世話ができるの?
そもそも自力で立てるようになる?
ずっとこのままだったらどうしたらいい?
不安で押しつぶされそうな毎日

私にとって唯一の拠り所は彼の配信だった
介護をしているとはいえ毎日家にいるので時間はたっぷりあったから、通知が来る度に毎回リアタイで遊びにいった

あの配信がなかったら、そしてそれがこんなにも楽しくワクワクするものでなかったら、これほど早く立ち直ることはできなかったかもしれない
今思えばそれだけ依存していたのだと思う、でもそれは無理もない話で…

配信中のゲームで彼の所へ訪問するというサプライズがあった
ショート動画の撮影に必要なアイテムを私が所持していたので渡しに行くという大義名分があったからなのだけど、YouTubeでは絶対に考えられないこと
動画や配信で見たあの場所へ行ける?
緊張して手が震えたけど、スクショはしっかり撮った(笑)

お口の悪さを指摘した時は「後でこんな人だったんだと思われたくないから、ここでは素を晒して"ありのまま"でいく」と
汚い言葉を使うイメージが全くなかったので、素が見られることを嬉しいと思った

その口の悪さも敵キャラや理不尽なギミックなどに対してで、その向こうに人がいる場合(ポケモンのランクマやスプラの対戦等)では例えボロボロに負けたとしても悪態をついたり口汚く罵ったりするのを一度も聞いた事がない

ゴリゴリの関西弁でゲーム中にちょいちょいボケるのが楽しくて仕方ない
好奇心旺盛で、こうしたらどうなるんやろ?がよく発動するのも好き
天然であるが故に度々やらかして悔しがる姿にほっこりする

大好きなUNDERTALEをプレイしてくれた事に感動し、ポケモンやブレワイ実況では涙が出るほど笑わせてもらった
一緒にドキドキしたラスアスはエンディングで感想を言い合えたのも嬉しかった

Googleマップの旅では、今までに行った場所、いつか行きたい場所、興味のある場所、国内も海外も色々な所へ連れて行ってくれた
雑談では好きな曲やハマったゲームの話、オススメの観光スポット、プライベートな事まで楽しそうに語ってくれた

いきなり始まる外配信ではスマホ片手に大雨の中コンビニに行ったり、観光地を散歩しながらたくさんお話して楽しませてくれた
外配信で一番感動したのは、リクエストに応えてやってくれたカラオケ配信、久しぶりだから声が出ないと嘆きつつ、それでも一生懸命歌ってくれたのが泣くほど嬉しかった(真面目にちょっと泣いたし笑)

雑談枠で違うゲーム界隈の方達と一緒にお話できたのも楽しかった
そのゲームの話で盛り上がっても全く構わなかったのに、一緒に話せる話題で分け隔てなくわいわいできる時間を作ってくれた
学生時代の話、デートの話、旅行の話…
そしてお友達とやってくださったポケモン対戦は死ぬほど笑ったし今でも全部覚えている

思い出を語りだすと本当にキリがない

あまりにもハマりすぎていつもの癖が発動し、暴走した事が何度かあった
戒めの自粛期間としてしばらく配信に行かなかったこともある
でもある日の作業枠でコメントも少ない中、ひとり黙々と配信するのを見ていたらとても我慢出来なくて一ヶ月ほどで復帰した
「お久しぶりです」と以前と変わらず迎え入れてくれた事にホッとして凄く嬉しくて、どんな理由があってもやっぱり離れるなんて無理だと悟った

本人は絶対に言わないけれど
きっと今までいっぱい困らせたし
迷惑もたくさんかけたと思う
それでもいつだって"大丈夫" と優しかった
自分の決めたルールを決して破ることなく、有耶無耶にしないその意志の強さは尊敬に値する

これだけハマったのは
距離が近くて楽しいから?
確かにそれもひとつの理由かもしれない

(彼の名誉のために補足すると、距離が近いといってもあちらのプラットフォームの配信では視聴する方が少ないため、チャットで反応してもらいやすいという程度の事で、恐らくご自身の決めたルールに従って視聴者には一定のライン以上意識して踏み込まないようにされていると感じます
実況を始めた頃はそこまででもなかったようですが、現在は決して馴れ合うことなく、どの視聴者とも同じように接するという公平さは、彼をいいなと思う所のひとつ)

それよりもたくさん笑うことでストレスが減って前向きになり、目の前が真っ暗だったあの日々を乗り越える力を沢山もらえたこと
きっとそれが一番の理由だと思う

おかげさまで母もリハビリを頑張った結果、自力で立ち、伝い歩きができるまで回復し、私も仕事に復帰する事ができた
それは紛れもなく彼のおかげで他の人では絶対に無理だった
 
そのプラットフォームはYouTubeと違って
ストリーマーが残そうとしなければ
現状二ヶ月経つとアーカイブが消えてしまう
UNDERTALEもスプラもポケモンもラスアスも全部消えた
もちろん雑談や外配信のアーカイブも今はもう見ることができない
すごく寂しいし、全部また見たいと思うけど
生配信に特化したあの場所ではそれが普通で
アーカイブを残す事に拘るストリーマーは 
きっと少ないのだろう
最初は残してほしいなんて我儘も言ったけど
今はそう割り切って楽しんでいる
そのプラットフォームでの配信が減ったからなのか理由は定かではないけれど、メインの活動であるYouTubeで関西弁での実況が増えたのは地味に嬉しい

私は他の古参の視聴者さん達と比べたらまだまだ新参者で、その方達との間に築いてきた今までの歴史の重さには到底敵わない
長く応援し続けることの難しさを知っているだけに、そこは十分理解しているしリスペクトさせていただいている
いつか古参と呼ばれるくらいまで長く長く追いかけていきたい

   そんな私の一番の願いは
【この人が自分の視聴者さんでよかった】
   と思ってもらえること

それはきっと全ての視聴者が一度は願う事
いつかそういう存在になれたらいいなと思うけど、今でも時々暴走して困らせてしまっている(はず)なのでまだまだ道のりは長そう

彼は今取り巻く環境が変わり、精神的にも色々と大変な状況なのだと思う
だけどそのような素振りを一切見せることなく毎日歯を食いしばり動画投稿を続けている
そんな姿を見て少しでも力になれたらと
動画を視聴し、せっせとコメントを書く 

ちゃんと見てる
ずっと変わらず応援してる
だからお互いに頑張ろう

この想いが届くように

・・─・・─・・─・・─・・─・・─・・─・・─・・─・・

長々と取り留めもなく書きなぐってしまったけれど、本当はまだまだ書き足りない
それだけたくさんの思い出を作ってくれた事に心から感謝したい

出会わせてくれて 配信を始めてくれて
優しくしてくれて ありがとう

誰のことか分かったよという方
YouTubeの動画を時間のある時にでも
ぜひ見てください
(良ければチャンネル登録も!)
私が好きになった理由が
「あーなるほど、こういうことね」と
ほんの少しだけでも理解してもらえるんじゃないかと思う

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