ザ・リップバーム

我が家では年一くらいのスパンでリップクリーム論争が勃発する。


ドラッグストアで購入できる数百円のリップクリームを頻繁になくす夫
vs
高級リップクリームをなくさず大切に使い切るまで使い続ける私


ラ・メールのザ・リップバーム ¥9,350

リップなのに嘘みたいに高いこのリップ。

主張こそ控えめなのに乾燥だけは一丁前な私の唇を
乾燥知らずの柔らかい唇に導いてくれたのは
言うまでもない…彼だ。
彼しかいない。

どんなに他に惹かれて浮気をしてしまっても
結局は彼に泣きついてしまう…
ザ・リップバームはそんな存在なのだ。

彼の凄いところは…

朝のメイク前のたったひと塗りで砂漠化した私の唇を四六時中潤してくれる。
(一応ポーチに入れてるけど日中塗り直したことがほとんどない。寝る前は使うことをすっかり忘れる。)


そしてテクスチャー。
どんなに好きでもあまりにもベタベタするのはちょっと、、、
彼はそんなわがままな私の唇を絶妙に心地よく、そして瞬時に潤してくれる。
重ねるカラーリップの邪魔なんてしない。
「しっとり」という言葉はまさにコレだ…‼︎と言いたくなるうっとりする心地良さなのだ。

ラ・メールといえばクリーム。
航空宇宙物理学者が自身の負った火傷の傷跡を癒すために作られた…というストーリーを持つクレーム ドゥ・ラ・メールは名品だ。


そのクレーム ドゥ・ラ・メールの主成分ミラクルブロスが配合されているリップなのだから
巷でごまんと出回っている「ただ保湿するだけのリップ」とは訳が違う。


皮膚の生まれ変わりを促進して自然治癒力を高めてくれる、
自分の力で本来の健康な唇になる手助けをしてくれる他にはない唯一無二のリップなのだから
私が虜にされるのは当たり前な話なのだろう。


保湿するだけではないリップだから
使い続ける度に時間が経っても乾きを感じない唇に自然となっていく。

9,350円という値段が安いのではないだろうか…
と思わせてくる効果を持つリップが

なんと2年もつのだから驚きだ。



そしてどんなにコスパが良くても
先行投資9,350円もするリップ…何がなんでも無くさない。

こんなに良いものがあるのだろうか。


私はきっとこれからもずっとこの高級リップを使い続ける。
安物買いの銭失いをし続ける夫を心の中で嘲笑いながら。

ケチだからこそ高級リップを使っているのだ。


ラ・メールのザ・リップバーム

私の年間…どころじゃなく
きっと生涯のベストヒットコスメだ。


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