ケヤフェス、アクセス悪すぎ問題

2/15、櫻坂46の5thシングル『桜月』がリリースされました。
特典映像には、毎年恒例となっている富士急ハイランドでの野外ライブ「W-KEYAKI FES. 2022」(通称ケヤフェス)の映像が収録されており、あのときの興奮が甦ります。

声出し解禁されたし、今年も開催してくれるはず!

ということで、
2018年の欅共和国から毎年参加している自分が、初めて参加される方を想定して書きます。
参考になれば幸いです。

大切なのは心構え

みなさんご存知の通り、2022年のケヤフェスは大きな話題になりました。

車で行きたいのもめっちゃわかるんですよ。
雨の中、地べたで飯食って待ち時間潰すの嫌だもん。
でも駐車場の台数には限りがあるので、公共交通機関が推奨されています。

そのうえで、
どうやって行くのか決めるときは、次のことを肝に銘じてください。

富士急ハイランドは遠い

これは、あなたがどこに住んでいようと関係ありません。
富士急ハイランドは、日本中どの地点からでも遠いのです。

いや、富士急いったことあるし。

そんな声が聞こえてきそうですね。
では聞きますが、それは
・ドルオタが集まる日の
・コニファーフォレスト
でしたか?

そうでなければ、あなたが知っている富士急とは別物です。
想像の3倍くらい行くのにも帰るのにも時間がかかると思った方がいい。

理由は2つ。
まず1つは、ライブ会場となるコニファーフォレストがシンプルに遠いこと。

コニファーは、いわゆる「富士急ハイランド」で想像する遊園地から、さらに橋を渡って駐車場を抜けた場所にあります。
ここでは必ずオタクの大渋滞が起こります。
特に帰りに電車やバスを使う場合は注意が必要です。(後述)

ちなみにそこの駐車場名物となっている井上梨名の痛車は、前日の21時には着いているみたいです。
車で行く人はそのくらいの覚悟を持ってください。
※開くのは4時とからしいので、早過ぎにも注意しましょう笑


時間がかかる理由2つめ。
ドルオタは若者の集団が多いです。
若者が群れるとどうなるか、すでにご存知かと思います。

そして若者というのはえてして時間にルーズです。(ソースは自分)

「なんとかなる」「間に合うっしょ」
いざ遅れそうになると我先に。

そんな連中ばっかりの場所だと思ってください。
※あくまでマインドの話です。

以上を踏まえ、
あなたがどこに住んでいようと、「これは遠征である」という心持ちで、とにかく余裕を持って行動することをおすすめします。

①ライブの「開演時間」ではなく「開場時間」に合わせて会場に行く。
(電波がすこぶる悪いので、オフラインでできる暇潰し必須。本なら濡れてもいい本を。)

②当日の夜は周辺の宿を取っているのが理想。

③無理なら相当余裕を持って、交通手段を検討する。

ここからは、実際の体験をもとに、各種交通手段を紹介します。

電車の場合

2018年7月20日(金) 「欅共和国2018」1日目
開演: 17:00
座席: C2ブロック

往復とも電車(富士急行の富士急ハイランド駅)を使用。

もともと行きはバスのつもりだったのが、長濱ねるよろしく、バスに乗り遅れてしまった。
ただそれ以外はこれといった事件もなく、スムーズに行き帰りができた。
初参加ということもあって、相当余裕を持って行っていた記憶。
ただここで上手くいってしまったことが、翌年の悲劇につながる。

2019年7月5日(金)「欅共和国2019」1日目
開演: 17:30
座席: A16ブロック

往復とも電車。

運のいいことに、センターステージ前中央の5列目くらいの席、いわゆる「ドセン」を引き当ててしまう。
メンバーの放水銃の水が、弧を描いて頭上を超えていくくらいの近さ。まぢ最高。

問題は終演後。
ブロックごとに規制退場となるのだが、
「ドセン」が呼ばれたのは一番最後。
雨が降り頻る中、1時間半くらいは待ったと思う。
途中、メンバーがステージ袖から顔を出して手を振ってくれた。
「よーし、やっと帰れるぞ」と思って会場を出ると、そこはオタクの大渋滞。(前述)
結局、駅に着いたのは、終演からちょうどライブと同じ2時間半後。
あ、富士急ハイランド駅にですよ。

たしか富士急の電車は、全員乗せるまで待っててくれたはず。[要出典]
結局、京王線高尾駅で日付が変わるという人生で一番の絶望を経験し、終電を逃した。

高速バス(非公式)の場合

2021年7月9日(金)「W-KEYAKI FES. 2021」1日目
開演: 18:00
座席: D10ブロック

2019の反省を生かし、帰りはバスを予約した。
(公式のJTBのやつではなく、一般の富士急→新宿)
ちなみに行きは電車。
地味に富士急までの電車旅はなんか好きなんだよなあ。

バスは、想定の終演時間からだいぶ余裕を持った時間のやつを取った。
バス乗り場は、
コニファー〜駐車場〜橋〜遊園地〜駅
の橋と遊園地の間なので、電車よりはスムーズに乗り場に行けるのがポイント。

ただバスはバスで問題があった。
公式のやつではないので、「もし間に合わずに先に行っちゃったらどうしよう」と不安だったが、むしろ逆だったのだ。

①そもそもライブ参加者で予約が埋まっているため、乗客が揃うまで出発を待ってくれちゃう。

②乗り場に停められるバスの台数には限りがあるので、出発が遅い便はどんどん出発時間が繰り下がって行く。

③さらに高速で渋滞に巻き込まれる。

最終的にはバスがイクイノックスばりの上がりを見せ、なんとか終電に乗れたもののかなり危険だった。

バスは終点までは必ず運んでくれるので、その周辺で宿を抑えておくのは一つの手。

JTBアクセスツアーの場合

2022年8月20日(土)「W-KEYAKI FES.2022」2日目
開演: 17:00
座席: D23ブロック

当初の予定(7月開催)では、ライブ後は富士急近くのゲストハウスを予約していた。

コロナの影響で開催がお盆の時期に延期になり、予約がいっぱい+空いていてもすこぶる高いため宿は断念。
公式のアクセスツアーにした。

結論、これが正解。
まあそりゃそうだよな。
4年かけてやっと気づいた。

行きは引くほどガラガラ。
最小催行人数を確認するレベル。

そしてなんといっても帰りのスムーズさに驚いた。
自由席なので、乗り場に着いた人からバスに乗れる。バスが埋まったら出発。

非公式の乗り場とは別の広い乗り場に、次から次へとバスが来るので回転が非常に早い。


先述のように便によってはガラガラなので、躊躇なくおすすめできます。
もし予約が埋まっても増便してくれるはず(願望)。

特にお金のない学生さんだと少し高く感じるかもしれませんが、何度も言うようにこれは「遠征」です。必要な出費だと割り切る姿勢がCoolだと思います。

最後に、ケヤフェスはとてつもなく楽しいライブです。
去年は増本さんの放水が直で顔面に当たり、水を含んだマスクで窒息しそうになりました。とてもいい思い出です。

だからこそ、
時間など気にせず余裕を持って楽しみたいし、楽しんで欲しい。

富士急での開催自体に賛否もあるみたいですが、個人的には大好きな場所です。
それに、どこで開催するにしても、アクセスと民度の話はついてまわると思います。
この記事が少しでも誰かの役に立てば幸いです。

あーあ、今年も開催してくれないと、この記事が無駄になっちゃうなあ。
ね、今野さん?

追記
4/13、ケヤフェスの「発展的解消」が発表されました。ほんとに無駄になっちゃいました。
この夏、どうやって過ごせばいいんですか?

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