やりたいことと出来ることは違う
ゲームが好きだ。
しかし下手くそだ。
どれだけやっても一定のレベルから先へ行けない。
文章を書くのが好きだ。
しかし需要がない。
誰も見ないのだ。
頭が悪いので、推理モノや伏線モノも書けない。
そもそもミステリー系統の本を読もうと思わない。
好きな人がいた。
しかしデートや結婚は出来なかった。あの人以外、心から好きになれる人はいないだろう。
酒を飲んだ。
しかし気持ち良くはならなかった。
仕事を頑張ってしていた。
しかし要領が悪く、使えない奴扱いされ、精神に異常をきたし、退職した。
自分の気持ちや精神さえコントロールできないのに、能力や他人を評価するなんて無理だ。
脊髄損傷をしてしまえば、体さえ動かない。
今の俺に出来ることは、体を動かすこと、食べれること、ゲームをすることだ。当たり前のことかもしれないが、当たり前じゃない。火宅無常だ。いつなくなってもおかしくない。
やりたいけど出来ないことはもう放っておけ。
嘆いてもアクタージュやKagrraは帰ってこない。
どのみち失う運命なのだから。
出来ること、まだあるものをひたすらに探すのだ。
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