ちっちゃなビーズがおっきな想いをつなげる
2024年8月某日
世界のビーズ
文化学園服飾博物館
気になっていた「世界のビーズ」。
個人的に、2022年に観た松濤美術館のビーズ展がおもしろくて印象に残ってて。
世界中のいろんなビーズのいろんなアレンジが観られて眼福だったなあ。
ということで、やっぱり来ちゃった文化学園服飾博物館の「世界のビーズ」。
2024年1発めのアート鑑賞が文化学園服飾博物館の「魔除け-見えない敵を服でブロック!」だったんだけど、今回の「世界のビーズ」と結構リンクしてた!
その時思ったのが、服にめっちゃいろんな想いがこもってるぅ~ってこと。
そして目からウロコだったのが、いろんな想いや願いを込めて服を作っているということ。
その想いを紡ぐのに、ビーズが大きな役割を担っていた。
さまざまな素材で、加工で、デザインで。
東アジア・東南アジア・中央アジア・西アジア・アフリカ・東ヨーロッパ、アメリカ。
場所と時代はいろいろだけど、より美しくよりアイデンティティを込めて…という気持ちは共通している。
ということで、ねっとり眺めて目に焼きつけてきたのだった。
▼見ながらのMEMO
・出土品 加工して丸くして穴を開けて装飾品に仕立てる技
・赤・緑・黒・ベージュ・金 ガラス・珊瑚・琥珀・真珠・瑪瑙・水晶
・ベネチアのトンボ玉 アフリカを意識しているのだろうか
・日本の勾玉もビーズだ
・アジアにて 不老長寿、魔除けの願いを込めて
・アイヌのタマサイ 玉がデカいのがステイタス
・中国竹ビーズ下着 極細管ビーズを編み込む
・官吏もビーズの首飾り
・インドの頭かざりペラック トルコ石がびっしりで頭を守る?
・チベットの人骨ビーズはパーツが108
・台湾の少数民族の刺繍かわいい~
・蛇刺繍で足を守る 幾何学が細かい~
・フィリピンのガラスビーズ びっしりなのがステイタス 貝ビーズも どんどん細かくなる 手間がかかってるなあ ほどよい重み?
・犬、豚など獣の牙は魔除けパワーーー
・チン族の紋織 系にビーズ通しておいて地織の上に浮かせて模様を編み出す技
・バーマイトは最高琥珀
・服に鈴を縫いつける 音を鳴らして魔を払う
・ガラスかと思いきや瑪瑙だったりしてあなどれない
・銀貨に穴開けて服に飾って富の象徴に
・インドネシア 儀礼用布ウロス
・女性用はラウ 子安貝で妖怪ではなく神像を大胆にアップリケ
・髪飾りがいっぱい キラキラしゃらしゃらで音を鳴らして魔をブロック!
・インドの細粒ビーズ装飾19世紀中頃から盛んに
・小袋かわいい~ほしい~
・出た!丁子グローブの首飾り
・メロンの種ビーズ 花模様に編んでて素敵
・バンジャーラ族の腕輪 宝貝じゃらじゃら
・インドの引き伸ばし技術2000年ー1ミリ以下の極小ビーズー
・布の地模様とビーズでおしゃれデザインに
・ビーズを垂らしてみたりー鈴つけてみたり びっしり刺繍で魔除けパワーアップ
・コヒスタン イスラム教だけどキラキラや貝ビーズの装飾はガッツリ入れる 黒字に赤やキラキラが映える
・コヒスタンの子供のチョッキがかわいい
・松浦武四郎を彷彿とさせる大ぶりのネックレス
・頭をかっちり守る女性用頭飾り じゃらじゃら
・ウズベキスタンの模様がデカい絣×ビーズ刺繍 パンチ効いてる 冬に見た気がする
・インドのナガ族 獣骨と真鍮の組み合わせがモダーンすぎる
・チュニジアの花嫁 刺繍とビーズ組み合わせが細かい。ちょっとヨーロッパ風
・スリングにじゃらじゃらで子どもから魔を払うでー
・性器覆い?!
・東ヨーロッパはボヘミアのチェコビーズが使えたから発展したのかも
・メンズも刺繍あり
・イギリスのジェットはヴィクトリア女王時代に流行
シックでかっこよ 流木の化石がこんなにカッコよくてなるんだ~っていつも不思議に思う
・スパンコールびっしりな田川氏のドレス
・越路吹雪着用のイブサンローランの黒いドレス かっこいい