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【MBTI】note利用者の16タイプの分布


はじめに

あなたの身の周りではどのタイプが多いだろうか。
私の身の回りでは圧倒的にISFJが多い。
これには日本にISFJの割合が高いことに加え、私が無意識のうちに優しく真面目で、献身的な人を求めているという理由があるだろう。

しかし現実世界とは打って変わり、noteではISFJを自認するユーザーやISFJに関する記事は滅多に見かけない。むしろ16タイプの中では最も割合が低いとされるINFJのユーザーやINFJの関連記事を目にすることが多い。

果たして実際のnote利用者のタイプ比率はどのくらいなのだろうか。
そして現実世界のタイプ比率とどの程度乖離があるのだろうか。

そこで今回はnote利用者のMBTIにおける16タイプの人数と割合を調査する。
とはいえnote利用者全員がMBTI診断をしているわけではないし、公表しているとも限らないため、今回の調査対象は便宜的にプロフィールにMBTIを示すアルファベット4字を記載しているユーザーに限定する。
(16personalitiesにおける「神経症的傾向(T/A)」の尺度は捨象する。)

データ収集方法として「クリエイター検索」を利用した。
※意図せずIDに各タイプの名称が入り込んでいる可能性があるため、データとしての信憑性は薄い。エンタメとして楽しんでほしい。

note利用者のMBTIタイプ

NT型:約770人(約25%)
INTJ:約200人(約6%)
INTP:約300人(約10%)
ENTJ:約70人(約2%)
ENTP:約200人(約6%)

NF型:約2000人(約65%)
INFJ:約1000人(約32%)
INFP:約700人(約23%)
ENFJ:約100人(約3%)
ENFP:約200人(約6%)

SJ型:約130人(約4%)
ISTJ:約17人(約0.5%)
ISFJ:約60人(約2%)
ESTJ:約10人(約0.3%)
ESFJ:約30人(約1%)

SP型:約200人(約6%)
ISTP:約60人(約2%)
ISFP:約80人(約3%)
ESTP:約20人(約0.6%)
ESFP:約40人(約1%)
※2024/02/07/16:00時点

日本人の人口比率との比較

PDS総合研究所(2011)「日本版MBTIマニュアル」(右)
note利用者のタイプ比率
各タイプのnote利用者比率と#数の相関

結果を踏まえて

最もnote利用者数が多いタイプはINFJであった。
MBTIタイプを自認するユーザーの中でINFJが全体の30%強を占めている。
投稿数においても「#INFJ」のタグがついた記事は7278件であり「#ESTJ」のタグがついた記事は128件と50倍以上の差がある。

INFJの次にnote利用者が多いのがINFPであった。
INFはタイプを自認するユーザー全体の半分以上を占める。

INFに続いてINTP、INTJといったINTタイプの割合も高い。
上位4タイプはIN型であることがわかる。

利用者数の割にINFJやINTJの#数は多いが、INFPやINTPの#数は少ないのも特徴的である。

反対に最もnote利用者数が少ないのはESTJであった。
最も利用者数が多いINFJと比較すると100倍近い差があった。

続いて利用者数が少ないのはISTJである。
noteと親和性が低いのはSTJの人々と言えるだろう。

全体的な傾向としてN型の割合が高く、他の要素が共通していればF型を志向する割合の方が高い。

特に共通の心理機能も見られなかった。

note利用者比率と日本の人口比率の相関係数は-0.446であり、負の相関が見られた。(※データは2011年のものになるため最新の状況と実態が大きく異なる可能性もある。)

note利用者比率と#数の相関係数は0.961であり強い正の相関が見られた。

まとめ

note利用者の中で自認者数が最も多いのはINFJという結果が得られた。
冒頭にも述べた通りMBTIを知らない人や公表していない人もいるため必ずしもnote利用者にINFJが多いとは言えない。
しかし自認者数のみならずINFJに関する#数が多いことも踏まえると、少なくともMBTI界隈にINFJが多く、noteがINFJが集う場所になっていると言えるだろう。またnote利用者比率と日本の人口比率には負の相関が見られ、noteの利用者層と現実世界におけるMBTIの分布には大きな乖離が存在することがわかった。いずれnoteにINFJやINFPが多い理由について考察していきたい。





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