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日本はどこへ向かうのか2024 経済編

最初にお伝えしておきます。タイトルのコメントは間違ってはいませんが合ってもいません。
そんな単純なものではないのです。特に日本は複雑になのです。

まず、世界はロシアのウクライナ侵攻が続き、アメリカやNATOの支援が滞る中、一進一退が続いている。
ハマスのテロから始まったイスラエルのガザ地区への報復攻撃も一向に終了する気配はない。
すでに世界大戦は始まっていると言われている。
2024年は台湾総統選挙により中国による台湾侵攻が確実視されている。

経済編とはいえ世界との兼ね合いが強すぎるため前提として世界情勢を語らざるを得ないのですが、それらを踏まえたうえで日本はどこへむかうのか。

昨年はエネルギー価格の高騰を中心にスタグフレーションと言われる物価上昇が激しい上に政府の愚策、不祥事の数々。日本の議会制民主主義崩壊を感じた中で給与も上がらずただ生活が苦しくなった。さらに岸田総理周辺からの増税アピールや隠れ増税の数々。これでは日本国民の幸福は遠のくばかりと途方に暮れた一年でした。

2024年、経済のポイントは残念ですが、アメリカ金利の状況と中国の政策による影響に振り回される一年になると言わざるを得ません。
現在の円安もスタグフレーションも日本が何かをしたのではなく、すべて外国による影響が全てです。
さらに岸田政権による失策が継続して行われることによって日本の景気はさらに下押し圧力が続き、暗い経済状況が続く。それが私の予測です。

明るい材料はただ一つ。岸田政権が終わるかもしれない。総選挙により、実質、連立政権に移行するかもしれないということです。
真っ当な経済政策が行われれば、日本主導での景気回復はあっという間に実現できるのですが、それを阻止するかのような岸田政権と財務省の独裁。これを終わらせることが2024年、日本経済回復の特効薬になるのです。

最後に、タイトルにある消費税減税ですが、消費税減税は景気をコントロールするカードのうちの一枚です。あらゆる税対策もそのカードです。
今は全てのカードが景気を冷める方向に切られているのが現状です。
ですから、この物価高と景気減退の中では消費税減税は切るべきカードですが、それだけでは無意味です。
アベノミクスが失敗したように、単一の政策で全体最適はあり得ないのです。

残念ながら、今のところ日本の向かう先は経済悪化の一途と言えるでしょう。


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