北海道民の志望校選びPART4 (高校進学時から)

そもそも高校進学の時点から、卒業後の進路を踏まえた高校選びも考えた方がいいかもしれません。

指定校推薦狙い(コツコツできる人、本番が苦手な人向け)

 1.通学しやすい、近所の楽勝で入れる高校に入って、定期テスト対策をしっかり行い評定を確保。高校生活をそれなりに謳歌し、推薦で大学へ。

 2.工業高校・商業高校など職業科
 これらの高校は樽商であったり、室工などの推薦枠を持っています。その学校のカリキュラムでは一般入試で手が届かない志望校にも入れる可能性があります。

これら学校推薦で進学を狙う人への注意点

1.学校枠がひとつしか無い場合は、狙っているほかの人より上位である必要がある。

2.枠から漏れた場合、一般入試に切り替えようとしても、高校のレベルにより合格が難しいケース。(そもそも試験科目を履修していない。教科書のレベルが追いついていない。)

3.よく言うのは、「進学校(自称進)に行けたのにあえて行かなかった。」結果、すんなり志望校の推薦取れればいいですが、うまくいかなかった時は進学校ではまず選ばないであろう進路となる事もあります。
 進学校は周りがやる環境で、それにいい意味で自然と「やらなくちゃ」と言った気持ちにさせます。ただ、ついて行けず落ちこぼれになる危険性もあるのですが…。
 高校のランクを落とせば、逆に「しない方」へ流される事もあります。最初は上位で狙えたはずの大学も周りにつられ結局…。判断が難しいです。とにかく自分次第です。

経済的に進学を諦めざるを得ない方へ

 今現在「給付型奨学金制度」がありますが、親の所得の範囲により給付額が減額されるなど、なかなか賄いきれない状況もあります。
 また、親の支援がどうしても受けられないケースの方。
短大or専門学校への進学に限られますが、雇用保険の「教育訓練給付制度」を調べてみて下さい。
 例えば新卒で、雇用保険がかけられる職場で2年働く。(雇用保険さえかかっていればアルバイトでも可)そうすることで、この制度の対象となります。組み合わせで最大授業料の70%が免除される仕組みです。
 2年働いて生活費を貯め、この給付金と給付型奨学金を組み合わせれば(満額給付されない場合もあり)大分負担は少なくなると思います。詳しくは調べてみて下さい。

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