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勘違いしていませんか。苦しまないでも結果は出せるんです。

結果じゃない、過程だよ。

確かにその通りだと思う。
苦しい時、うまくいかない時は、
この言葉にどれだけ救われたことか。

でも、どこかでこう思う自分もいる。

いや、やっぱり結果だろ、と。

どんなことだって、
結果が出なかったら、
正直、つらい。
どれだけ自分を励まし続けても、
心が折れてしまうだろう。

結果じゃくて過程

この言葉は、所詮、
敗者のため慰めにすぎないのか。

それともぼくは、
どこかで思い違いをしていて、
結果と過程について、
誤った認識を持っているのだろうか。

気づきを与えてくれたのは、
きょうのランニングの最中。

先週の10キロレースについて
考えた時のこと。

記事に書いたように、
自分なりにベストを尽くせた。
目標を書き換えらえた柔軟な自分にも
満足している。

ただ、今、思い返しても、
キツかったというのは事実だ。
実際、今朝も走り出す前だって、
先週のことを思い出して、
気乗りしなかった程だ。

それでも、なんとか走り出したのだが、
ついつい考えてしまう。

やっぱりトレーニング不足なのかな……
10キロであんな感じじゃ、
全然ダメかも。
この先、もっと長い距離を走るなら、
もっと自分を鍛えないと。

そうなのだ。
どうして、ぼくは、
10キロのレースに出たのか。
そして、その翌週というのに、
今朝も走っているのか。

それは、ぼくには目標があるからだ。
ハーフマラソン、フルマラソンと
長い距離に挑戦して、
走り切って、
その充実感、達成感を味わいたい。

だからこうして
トレーニングを積んでいるのだ。

もっと長い距離になれば、
間違いなくもっとキツい。
その時に心が折れないように、
体がついてこられるように、
今のうちにもっと追い込まないと。
追い込まれた状況に慣れて、
それを克服できる
自分を作り上げておく必要がある

だから……

だから、ペースを上げないと。

キツいなんて言っている場合じゃない。
そうしなかったら、目標になんて届かない。
結果など出せるはずない、

と思った時、ふと感じた。

いや、なんか、これって違うんじゃないか。

こんなに自分を追い込み続けたって、
いいことなんて何もない。
苦しいばかりで、気力頼みで、
続けるのだって難しい

だから、結果に執着しなくていい。
途中を、過程を楽しめれば、それでいい。

と思いながらも、
違和感を持つ自分もいる。

いやいや、そうは言っても、
やっぱり結果だって欲しいよな。
欲張りかもしれないけれど、
途中だって楽しみながら、
結果を出したい。

そんなことを考えながら走り続けた。
追い込みすぎす、緩みすぎず、
自分をコントロールしている感覚を求めながら、
走り続けた。

そして、今日のゴール、
16キロ地点に到着した。

気持ちは、爽快だった。

長い距離を走れたのはもちろんだけど、
それ以上に、最後まで苦しまず、
でも、だらけすぎないで、
自分をコントロールできたのが
嬉しかった。

だから……

だから、もっと走りたいと思った。
これなら、もう少し長い距離もできる、
そんな気がした。

そして、気づいた。
結果と過程の関係に気づきがあった。

過程とは結果に至る道なのだ

当たり前だけど、
二つは別物じゃない。
繋がっている。
だから、結果なのか、過程なのかと、
どちらかを選ぶようなものじゃない。
過程が良いから、結果が出るのだし、
結果を出すために、
過程を選ぶ必要があるのだ

ランニングだって、それは同じ。

自分を追い込んで、
キツい未来に備えて、
結果を出すという道もあるだろう。
きっとそれが機能する人もいる。

ただ、ぼくにとってはそうじゃない。

ぼくにとっては、途中の充実感が大切。
過程が楽しくて、成長を感じられて、
満足感が高いから、
目標に向かって一歩を踏み出し続けられる

ぼくにはそんな過程があっている。
そうやって結果を出していくのがあっている。
だからこそ、過程にはこだわりたい

そして、それはきっと、
ランニングだけには留まらない。
人生の様々な局面で同じことが言えるのだろう。
ぼくには、ぼくの結果の出し方がある。
そして、それは、過程を楽しむことなのだ

だから、今ははっきりとこう言える。

結果が全て。
過程が全て。

以前なら、迷ってしまったこんな言葉。
今は、心が熱くなる。

そんなことを感じられたのが、
今日のランニングだったのです。

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