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23.11.30 OECD経済見通し 中国底入れも世界経済成長は下方修正 日本の鉱工業生産は堅調につき日本株期待

中国経済の底入れ期待 日本株に追い風

 11/29 OECDは中国経済について政府のテコ入れに伴い、23年7-9月期を節目に底入れ、2024年は改善との見通し(表題図)を立てています。

11/29 OECD経済見通し
各国の一覧図
https://read.oecd-ilibrary.org/view/?ref=1234_1234650-vr8j9mj6u2&title=oecd-economic-outlook-presentation-november-2023

日本 10月鉱工業生産指数 改善し持ち直し

 日本の景気動向の先行指標が改善しています。鉱工業生産指数が104.6と好不況の境目である100超えとなります。
 要因として電子部品・デバイス工業や自動車工業の上昇が挙げられます。

経産省HPより抜粋
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/archive/kako/20231130_1.html
経産省HPより抜粋
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/archive/kako/20231130_1.html

 今後は円高リスクはあるものの、脱デフレに向けた健全なインフレへの為替シフトです。
 マイナス金利が解除され正常な金融政策の下、先行投資を積極的に行う企業が日本経済をリーディングしていくものと予想されます。
 令和社会はインフレに耐性のある企業体質が求められます。

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