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22.8.20日中首脳会談 11月G20に期待

日米首脳会談が日本株のカタリスト

 8月、米の連続した訪台を受けて日中間での台湾を巡る対立姿勢が浮上した事で事態打開に向けて両国の首脳会談が画策されています。
 日中貿易は日本企業にとって生命線です。貿易赤字を解消し、行き過ぎた円安を抑える面でも友好的な経済活動は維持したいところです。

11月決算シーズン(2Q)の上方修正期待

 7-8月決算シーズン時の企業の想定為替レートは122円/ドルと実情より低いです。今後も円安トレンドは見込まれるため、10-11月決算シーズン(2Q)は円安効果(外貨の円換金)に伴う上方修正を期待できそうです。

今後の株価展望

 各国のインフレ回避を目的とした利上げに伴い、景気後退が警戒され金利が上がった結果、株価&債券が同時に下落するおそれがあります。すでに債券は下落しており、後追いでの株価の下落が危惧されます。
 特に期待先行で上昇していただけに株価チャートに加えて雇用統計と景気動向をウォッチし相場転換の兆候を見極めます。
 リスク要因の核心であるインフレは物価高と給料上昇を両輪に上昇しているため、雇用改善はインフレ減速につながります。
 現在、人手不足は続いてます。新規採用率はコロナ前に近づいてますが、雇用改善されるまでには時間を要する見込みです。

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