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22.6.17 四季報夏号発売日に株価急落→7/10参院選後のアノマリー(上昇)を期待し四季報チェック&買い時待ち

 6/17四季報発売日にTOPIXは今月(6月) 2度目の日銀ETF買いレベルまで下落しました。
 下落要因はスイス利上げのサプライズを起点としたインフレ加速化&景気失速の懸念につき、当面はインフレ退治のめどが立つまで株価は乱高下の見込みです。

nikkei225
https://nikkei225jp.com/data/etf.php

 不安定な相場の中、今回の四季報夏号の注目3点を整理しました。

①特集企画(26ページ)
 以下の図のとおり整理、具体的には海外勢の推し銘柄と業績修正の予測にスポットが当てられています。海外投資家からESG取組と成長性を評価され、上方修正が見込める銘柄を探す手がかりとして活用できそうです。

四季報夏号26ページ加工
四季報夏号26ページ抜粋

②編集後記(巻末2144ページ)
 有望株の目印は自己株買い&配当増額、コロナ下で体質改善を進めた企業の手がかりになります。

③夏号のポイント(3ページ)
 3市場の業績の平均値を確認できます。今期(23年)に加えて来期(24年)も継続して平均値越えの成長が見込める銘柄を探し当てたいところです。
⭕️:電機、陸運、空運、小売
❌:海運、資源、鉄鋼、非鉄

四季報夏号3ページ抜粋
参考:為替レート
125円/ドル、135円/ユーロ

 具体的な四季報の読み込みにあたっては、新興株が追加され易い5つの番台(3000、4000、6000、7000、9000)を優先してチェックのうえ、以下3点を要件に絞り込みます。

・増収増益(共に10%以上)の将来性のある銘柄
・全体相場(円安&インフレ)を追い風とした銘柄
・特集企画に見合った銘柄

 並行して配当株についてリスク回避も兼ねて買い増しつつ、今後のイベントを踏まえて個別銘柄の買い時を探ります。

🗓今後のイベント
6/24 日 5月消費者物価(インフレ進展チェック)
6/30 日 5月鉱工業生産(景気チェック)
7/1 中 6月 Caixin 製造業PMI(景気チェック)
      米 6月 ISM製造業景況指数(景気チェック)
7/10 日 参院選投開票(選挙買いアノマリー⁈)

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