見出し画像

24.7.5株牽引役の拡大 AI+製造&金融 要因:収益力/株主還元/利上げ

日経平均 最高値40,913到達

 昨日(7/4)プライム市場の時価総額が1,000兆円に初めて到達しました。相場の牽引役が拡大し、AI銘柄に加えて製造業&金融業が加わりました。7/8-10債券会合、7/31日銀会合を経て長期金利の上昇、円高反転が想定されます。
 持ち合い株の売却益は先行投資&株主還元へ使い、海外投資家の買越を促しました。中国株から日本株への巻き戻しも起因しています。現に今週の海外投資家は売越→買越へ反転、やや過熱感を有するまでに日経平均株価は上昇しました。7月下旬から始まる決算シーズンを追い風に上振れ銘柄のさらなる上昇が想定されます。懸念は海外投資家のグロース市場の売越反転です。

円高転換の節目 7/8-10債券市場参加者会合

 来週(7/8-10)債券市場参加者会合が開催されます。国債の減額シナリオが協議されます。2年後に6→4兆円までの減額が市場予想、7/31日銀会合を見据えた前哨戦になります。

 一方で7/18EUは利下げ据え置きの見込みです。債券購入の減少は長期金利を引き上げ、ドル(又はユーロ)と円との間の金利差が縮まり円高をもたらします。適正な為替相場は健全な経済活動をもたらし、日本経済に有益です。

7/8&10 ETF決算日の配当落ちの買い場注目

 来週は7月アノマリーの時期です。ETF決算日は配当落ちにつき株価の下落が想定されます。 
 配当株の買い時を迎えられれば妙味です。7/8&10の株価動向に注視です。

🔶高配当株の情報源&選定
⇨3%以上配当利回り/保有株20%以上/好業績

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?