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24.4.9景気ウォッチャー調査 先行き50超えも失速

景気ウォッチャー調査 先行き失速

 3月景気ウォッチャー調査は景況感の節目50超えにつき堅調な景気ではあるものの、前月比減につき失速しています。

現状は50割れ、先行きも景況感が失速

 主な要因は以下2点です。賃上げの継続性が打開策になります。

🔶2024年問題(残業規制)
 残業規制に伴い物流&サービス業は人手不足を深刻化させています。一方で同業他社あるいは異業種との協働&相乗りで物流効率化を目指す新たな試みも芽生えつつあります。

🔶値上げ(物価高)
 節約志向に伴い売上減&個人消費を停滞させています。ガス&電気代の補助がなくなると景気減速が加速します。原発再稼働は難航、再生エネルギー代は電気代を押し上げており、さらなる光熱費の値上げが危惧されます。

 一方で企業の先行投資は活発です。特に半導体素材の企業が国内に集約され脱中国に向けた一大拠点が形成されつつあります。DX投資も活発です。人手不足を背景に省人化&効率化を目指しています。

景気ウォッチャー調査
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2024/0408watcher/watcher1.pdf

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