22.8.6米雇用統計良好も景気堅調vs利上げ懸念の狭間で株価微妙な動き
7月米雇用統計
7月米雇用統計は予想値(25万人)を大きく上回り(52.8万人)、米国景気の堅調さを示したものの、8/6の株価にポジティブな値動きはありませんでした。
インフレ抑制に向けた利上げ加速化の懸念がくすぶっている印象を受けました。
米中対立の火種が日本にも波及しており来週の日本株への悪い影響も懸念されます。
日本の決算状況
これまでの日本の決算状況をまとめてみました。インフレに伴うコスト増(資源高・燃料高)で業績に明暗が分かれています。
商社は決算(4-6月)が最高益も資源の値段に変調(下落へ反転)を危惧して通期予想を修正せず現状維持としています。
現時点までの日本企業の決算(4-6月期)は好調でEPSが¥1,700台となっていますが、今ひとつ海外勢の買いまでには至っておりません。
一方で海外勢の投資用の資金(MMF)は積み上がっています。日本株に追い風となるニュースを待ちつつ決算締切(8/15)までは決算業績のチェックを進めます。
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