24.1.12景気ウォッチャー調査 現状↑&先行き↓ 2月決算シーズン要確認
12月景気ウォッチャー調査 日本企業に明暗
本日(1/12)、内閣府から12月の景気ウォッチャー調査がリリースされました。現状は予想より上振れたものの、先行きは前月より悪化しました。来週から始まる決算シーズンで企業業績に明暗が分かれそうです。
調査結果によると、物価高に伴う節約志向を打ち消す形でインバウンド効果が消費財の売上を改善させました。
一方で暖冬によりアパレル業界は利益率の高い冬物が不調につき厳しい見込みです。
半導体事業は底入れ感があり値上げ&受注増が反映され業績を改善させる模様です。
決算シーズン(1月中旬〜2/15)節目
来週から米国企業の決算シーズンが日本企業に先んじて始まります。米国の企業業績で各業種の景況感を把握した上で日本企業の業績をチェックしていきます。
並行して日本企業の業績の全体像をおさえるにあたり、日経平均株価の一株益(EPS)の推移から利益の増減=企業業績の良し悪しを見定めます。
なお1/12決算(206件)のうち日経平均株価に採用されている企業のEPSは約1%増加、幸先良いスタートです。
日経平均株価 天井&反転サイン⁈
本日(1/12)、十字線の陰線をつけました。過熱感がある日本株につきトレンド転換が危惧されますが、日本企業の業績は好調です。一時的な調整又は継続上昇のいずれになるか注目です。
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