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22.12.1各国のトピックスと波及効果

主要国の12月のトピックス

 主要国のトピックスを12/1の日経新聞から拾い読みしました。

2022.12.1日経新聞朝刊より抜粋・加工

 インフレ対策に関するトピックスが大半を占めています。直近ではインフレ上昇の鈍化に伴い、利上げ減速の期待が高まり株価が上昇してます。
 懸念点としては中国での習政権の独裁色が警戒されています。例えばゼロコロナ継続による経済失速が各地のデモ行動として深刻化を裏付けています。原油や鉄などのコモディティー価格の下落は今後の中国の景気減速を反映しています。

通期決算(23.3)の変調に警戒

 以下に各業種の業績要因をまとめました。
赤字部は来年に向けて反転又は解消し真逆の効果をもたらす可能性があります。
 特に次の2点は大きな影響が見込まれます。

・供給制約の解消は製造業の挽回生産を加速
・円安効果は円高で増収増益(海外支社)が減少

決算状況(22.4-9)
(赤字部は反転・解消の見込み)

 株価はインフレの落ち着きとともに、今後は金融政策→景況感を意識して織り込みつつあります。
企業を取り巻く外的環境の変化を見据えて銘柄を選定し、中長期的な運用に努めていきます。

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