22.11.4米雇用統計&時給 良好で株価上昇、なぜ？

米雇用統計&時給 良好

　11/4(21:30)米国の経済指標(雇用統計・失業率・時給)がリリースされました。
　経済指標はピークアウトしませんでした。
つまり人手不足→時給の上昇→インフレの負の連鎖が継続しているためインフレ抑制に向けた更なる利上げ→株価下落を危惧しましたが、なぜか利上げ鈍化が見込まれて、株高は上昇、円高も進行しています。

外為ドットコム
https://www.gaitame.com/markets/calendar/

米国の経済状況

　住宅価格の高騰でホームレスが増えつつあるようです。
　今後、住宅ローンの急騰で借金が払えず個人消費も停滞し、年末のクリスマス商戦も値下げ合戦、2023年は景気後退が必至です。
　IT&建設の両業界では不景気を見据えて新規雇用を控えつつ、リストラを進めています。
　株価は悪材料の出尽くし(リストラを先行指標)として米景気後退を織り込み底入れしたのか次回11/10の米CPI後の動きで再確認です。