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24.7.2株節目7/31国債買い減額&10月利上げ お金の流れ変調に警戒 企業(賃上げ&税金)⇨国(歳出)⇦日銀(国債で立替)

米株の見通し 上位10社集中or物色展開 分岐点

 年後半の米株が分岐点にあります。上位10社がAIと肥満症を人気テーマとして米株市場を牽引、過熱感があります。今後の上昇トレンドの持続性は中小型株の下支えにかかっています。7月下旬からの決算シーズンが節目になります。

米企業決算スケジュール

日本経済 お金の流れに変化の兆し 株価注目

 円安が160円/ドルまで進み為替介入が警戒されています。介入の節目が165円台(2週間で4%上昇)とも想定され、さらなる円安が危惧されます。7/31日銀会合国債買いの減額の公表、市場予想は6→3.9兆円(約3割減)です。国の借金の肩代わりが減る事に加えて、買いが減少する事から長期金利を上昇⇨円高へ反転させる節目とも考えられています。
 株価はインフレ下での利上げ&円高耐性を試されます。7月下旬からの決算シーズン、5月の新年度の決算が慎重な業績予想だけに上振れが期待されています。

日本企業の決算スケジュール

今週の相場イベント 米雇用&政治学リスク

 日米中の経済指標がリリースされました。残すは7/5米雇用統計、インフレ抑制の進展が判明します。9月利下げの裏付けが取れれば株価に弾みがつきます。一方でフランスの政治学リスクがくすぶります。7/7選挙での極右の台頭が警戒されます。株価の下落を招く恐れがあります。

今週の政治&経済イベント

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