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大学の頃②

大学生なのに、入学して2週間毎日実技。
イコール毎日ジャージ。
学校に着いてから着替えるなんて甘いものじゃないよ、寮を出る瞬間からジャージなんだから。

し、か、も。
それが最初だけじゃなかったー!
ほぼ4年間そうだったー!
日体大健志台キャンパスは横浜市青葉台にあるのだけれど、青葉台って閑静な住宅地。なのに駅にはジャージがうようようようよ。
田園都市線で渋谷に一本。その途中の桜新町にある世田谷キャンパスに行くときも、もちろん、ジャージ。なんならそのまま渋谷まで。

大学でジャージ上下セットを買い増し。
夏になったら水泳部は短パンTシャツでみんなで丘サーファーだし。黒いし。←またもや外プール。

なんでそんなジャージなのかって。
4限中、3限実技だったりするわけです。
1限、陸上。
2限、バスケ。
3限、英語。
4限、レスリング。
みたいな時間割なわけ。二年生ぐらいまで。
楽しそうって言われたことがあるけど、それは運動神経がいい人の場合…

陸上、バスケ、バレー、テニス、バトミントン、卓球、水泳、創作ダンス、サッカー、レスリング、相撲、器械体操、もっとあった気がする実技の種類。
試験ももちろんある。陸上100m走&ハードル走、合格タイム切らないと落ちて追試下手したら再履習(来年度また受けるやつ) スパイク履いていいから、なんて言われても切れないものは切れません。
陸部に学生証を渡し、代走。笑

水泳は100mクロール、平泳ぎともに完泳しないと追試。これが逆にみんなきつくて追試続出。

バスケでドリブルからのターンからのドリブルシュート。水泳部はまりつきか!と怒られる。

極め付けは創作ダンス。
ツーステップホップ♪みたいなダンスをプログラム組んで各自創作、発表。指先から足先までチェックされ、9割9分不合格。日体大伝説のダンス部の監督。追試にお金を払うので、そのためじゃないかって噂まで。


もちろん(一応?)学業試験もあり。
解剖生理学で、筋肉、骨、関節の名前全てテストに出るやつ。水泳部、恒例のカンペ。
これ、書いていいのか…
今思えば、そこでしっかり覚えてたら良かった!再度本買って勉強してるわたしの無駄さ。
他にも心理学、栄養学やテーピングやマッサージ論など、今ならお金払って再度受けたい授業が多々。何してたんだろ、わたし。


授業の他にも、毎年実習なんかがあり。

海浜実習。
これ、ドローンで撮ってるからすごい感じだけど、とにかくただ泳ぐ。波に酔う。口の中がしょっぱいから、水着に飴仕込んでいくといいと先輩に言われ、持参するも気持ち悪くてしょっぱいところに飴たべてももはや気持ち悪いだけ…
スイマーなのに、使えないヤツ。

キャンプ実習。
いまどきの楽しいヤツじゃない。お風呂は二日間ナシ。テントは1人用のやつを、隣の人の気配を感じない感覚をあけて建てて寝る。登山を選んだ人は、トイレがないので野う○こ。


スキーとダイビング実習もあったけど、ここは自由参加のため、お金がかかるので行かず。


そんな、目的がない大学進学の無駄さを肌で感じた4年間なのでした。
ちなみに、3年でほぼ単位が取れるため、4年生になるとほぼ学校に行かず。ようやく私服で外に出るようになる。笑
それまでは、ジーパン履いて授業に出ただけで「今日なんかあるの!?」って噂されるレベル。ウザし!
体育会系が、どんどん嫌いになるわたしなのでした。


※ちなみにこれはわたしとしての経験であり、20年前のお話なので、ご了承くださいませ。


日体大としての話はこんな感じ。
部活と、寮生活は、また後ほど。



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