福猫日和-テニス、ラン、友達、時々ドラゴン

「のらくろのいる風景」で、のぐちさとこさん最優秀賞。12月1日〜18日・東京都江東区森下文化センターで展示。

「のらくろ」ってご存じですか? 田河水泡という漫画家(1899-1989)が生み出した戦前のキャラクターです。野良犬の黒吉が軍隊に入隊して、いろんな騒動を巻き起こしつつ、出世していくというストーリーで、昭和初期に大ブームを巻き起こしました。森下文化センターの「のらくろのいる風景」は、「のらくろが江東区内のお気に入りスボットに現れたら」というコンセプトの公募展。のぐちさんは、海洋大学の明治丸が置かれている海辺をお気に入りスボットに選びました。のらくろが何処にいるか、分かりますか?https://www.kcf.or.jp/morishita/event/detail/?id=5695田河水泡は、多くの弟子がいたことでも知られています。内弟子は『サザエさん』の長谷川町子がおり、弟子には『寺島町奇譚』の滝田ゆうもいます。他にも杉浦茂、山根青鬼、山根赤鬼、野呂新平といった人たち。今回の審査員に山根青鬼が参加しています。昭和世代には懐かしいのらくろですが、現代の東京の下町に現れても、全く違和感ないですね。1階ロビーでの展示中に訪れると、受賞作品を掲載した2023年のカレンダーをもらえます。行ってみたい❗
★LINEブログから引っ越してきました。どうぞよろしくお願いします。こちらは過去の記事ですので、ご注意ください。


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