初めての採卵
体外受精に移行して、初めての採卵でした。
記録として、今回の処置を残しておこうと思います。
7/22
卵胞の大きさをチェックして、その後の血液検査で、プロゲステロンの値が高いのを指摘されて不安だったが、7/24に採卵日が決定。
スケジュールを確認した後、看護師さんに注射を2本打たれ、自己注射もする。
ここまでで採血含めると一日に4本の注射。
もうすっかり慣れてしまった。
午後から仕事をして帰宅。
気のせいかもしれないけど、なんだか胃がキリキリ。気持ち悪い。
お腹もズキズキ。もう少し待っててねと願う。
夜は21:30、22:00、22:30に点鼻薬をしてねとのこと。
吸いながら噴射。鼻を伝って口の中に苦味が広がる。地味に辛かった。
7/23
朝夕に内服薬あり。
前日に比べると、お腹の張りはなくなった。座る時にちょっと違和感あるくらいで、仕事も普通にこなせた。
次の日の採卵に向けて、食事は21時までに済ませた。
7/24
5:45に起床。6時以降は水分も取れなくなるので、早めに起きて水を飲む。
朝食も取らずにゆっくり支度。
夫さんに終わったらスシロー行きたいとお願いしておいた。
持ち物は
・診察券
・採精カップ
・ナプキン付きのショーツ。
8:00に病院へ。この日の採卵は私しか患者さんは居らず、貸切。
今思えば、看護師さんに「ここにパンツ入れて。」と言われ「ここで脱ぐんですか?」とトンチンカンなことを言ってしまうほど、緊張していたんだなと思う。
手術着に着替えて、まずは点滴。
前回の稽留流産のときとは違い、手首付近に針を刺される。
刺した瞬間は痛いけど、すぐに収まる。
でも、ずっと刺された箇所がジンジンしてた。
夫さんは採精室に行ったので、そのまま1人で待機。
5分程してから、視界がぼやけ始めて冷や汗が大量発生。
こりゃまずいと思い、ナースコール。
低血圧を起こしたようで、横になって過ごしていたら、だんだん落ち着いていった。
10分ほど横になって血圧測定し、いよいよ手術台へ。
台の上に仰向けに寝て、血圧と脈拍を測る機械を付けられる。
その後、ぞろぞろとお医者さん達が登場。
自分だけ変な格好で寝ていて、少し恥ずかしかった…。
今回はいつも診察してくれていた女医さんに処置していただけたので安心した。
いよいよ処置がスタート。
なんか器具を入れられて広げられる。
今回、局部麻酔での処置だったのですが、麻酔を打たれた感覚は全く感じませんでした。
ポヨンポヨンという可愛い音が流れる。
え、もう採卵始まってるの?と思うくらい感覚は全くない。
処置中は、院長先生がいろんな話をしてくれるけど、痛みは逸れない。
いてて、と思いながら周りの先生が院長先生の話に反応しているのに合わせていました。
そして処置が無事に終了。
事前に15分くらいと聞かされていたのですが、感覚的に30分やってた感じでした。
生理痛のような鈍痛が広がっていきますが、思ってたよりは辛くない。
看護師さんが処置中もこまめに声掛けてくれたり、終了後も「頑張ったね。バイタル安定しててすごかったよ。」と励ましてくれた。
ナプキン付きのパンツを穿かせてくれて、申し訳ない気持ち。そして後で見たらパンツ前後ろ逆だった。
点滴台を「友達」と称する看護師さんにサポートされながら、歩いて夫さんのいるお部屋に戻り、再び30分程横になる。
痛みは引いていったので、痛み止めは飲まず。
点滴が落ちるのを早められたが、スーッと身体の中に冷たいものが通っていくのが不思議な感覚だった。
ふらつきも特になかったので、着替えて診察を受けに行く。
再度、診察台に上がって状態確認。
膣内に綿でも詰めてたのかな?それを取られる時の処置が一番痛かった…!
たぶん、予期してなかったからだろうなぁ。
卵胞を取った後、子宮は萎んでしまうそうで。
その子宮がまた膨らもうと頑張る時に身体の水分を吸収するのだそう。
なので水分をこまめに飲んで、トイレにも行ってねとのこと。
抗生剤をもらって10時過ぎに解散。
思ってたより時間はかかりませんでした。
最初の低血圧が本当に焦ったけれど、無事に終わってよかった。
夫さんもお疲れ様でした。
帰りに念願のスシローに寄って帰宅。
その後は3時間、2人とも爆睡でした。
採卵の結果は11個。
いくつ受精できるかな、そわそわしながらも気長に待ちます。
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