部長の余命は…

部長はどんな運命に翻弄されていくかまだ分からない...。
余命"1ヶ月"と宣言されて、周りの人に心配をかけまいと渾身の明るさを繕い、ムサーニャにもなる。
周囲の人が体調を心配してくれるのは、部長のこの暖かい人柄があってこそのホームパーティー開催であろう。

部長が書いてあったエンディングノート。菊様はそれを見てお兄さんのような気持ちを知れたら、残された方はまだ少しほっとするという言葉に何だか虚しさを感じた。秋斗という人間は居なくなってしまったが、どうやって今後秋斗がいない生活を過ごしていくんだろう、と感じている和泉さんも心配で…。秋斗が居ないから和泉さんを独占できるという気持ちがめばえてしまった自分にも苛立つしで...

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