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家計見直し成功の鍵は、〇〇費の〇〇化
普通の人を資産2000万円構築に導くお金の専門家
ファイナンシャルコーチの佐藤名ゝ美です。
前回、家計管理の必勝法についてお話ししました。
1.家計は「入ってきたお金」「出ていったお金」「残ったお金」の三部構成
2.収入の範囲内で生活する!
3.節約するなら「食費から」はNG
でしたね。 まだ読んでない方はコチラから
さて今回は、後編として
家計改善を成功させる支出見直しの優先順位
についてのお話し
まずは以下に家計の主な支出費目を並べてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1718081245945-G9Kb5HUeBV.png?width=800)
各費目を縦横に分ける十字の線にお気付きでしょうか。この線の上下、左右にはあるルールがあるのですが、どんなルールかわかります?
※ご家庭によって多少の違いはあるかもしれませんが、ここは一般論としてお考えください
まずは線の上下
☆上が固定費:毎月(毎年)同じ金額を支出する費目
☆下が変動費:使い方、やりくりによって金額が変わる費目
です。これはまあ、比較的わかりやすかったでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1718081747161-qsr7pbQHd0.png?width=800)
では、線の左右はどうでしょう?
今まで1000人近い方にインタビューして来ましたが、1番多かったのが
「左が絶対いるやつで、右は...絶対?じゃ...ない?あれ?いる…よね」
的な反応
一体どこを見て「絶対じゃない」と思ったのか?
ひょっとして...おとーちゃんのおこづかい?
まあ、医療費はかからないに越したことはないけど、食費は絶対いるでしょう(笑)
はい。固定費/変動費よりはすこ~し難しかったかもしれませんね。
左右については、決済手段で分けてみました。
☆左が自動:月に一回、口座振替などで自動払いが一般的
☆右は手動:その場で購入判断、もしくは現金や電子マネーなどで決済
あなたもそうですよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1718082118096-bvwcy8fdj2.png?width=800)
では、もしもあなたが節約に取り組むとしたら、4つに分けたエリアのどこに最初に手を付けますか?
ちなみに私が過去、セミナー内で行なってきた会場アンケートでは、およそ7割の人が右下「手動の変動費」と回答されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1718082636708-xWtPb6Bjki.png?width=800)
またその理由をお尋ねしてみると
・食費にムダが多いから
・お金がなければ我慢するしか…
・他は削れないから
とのこと。
そうですね~。無駄は削るに越したことはないけど、本当に削れます?
みなさん、
自分が頑張れば!ちゃんと意識すれば!しなきゃいけない!
って言われます。マジメながんばり屋さん。そんなあなたが大好きです♡
ただ、それだと98%失敗しちゃうことを私は知っています。
それが…できないのよ。一時的にできたとしても、続かないの。
なぜならば、人の行動の大半は無意識でできているから。これ、脳科学の分野ではもはや常識です。
では、どこから手を付けましょう?
プロ目線では、断然!左上「自動の固定費」見直しが最優先。中でも圧倒的多数のご家庭で、保険料のムダは食費の比ではありません。もちろん、返済中のローンがあれば、ここにも向き合うべきでしょう。
このエリアが最適化できれば、節約効果は年間ウン10万円というのもよくある現象です。しかもそれが、固定的に自動で続くってすごくないですか?
![](https://assets.st-note.com/img/1718083186750-Tb36MqQDJN.png?width=800)
とは言え、ここに手を付けるには、幅広い専門知識が必要です。自分でやるにはあまりにもハードルが高いですよね。
では、誰かに相談しよう!という場合、誰に相談するか?がメチャクチャ重要なんです。ここを間違えると、数百万~千万単位の損失なんて余裕ですから気をつけてくださいね。
では、どんな人に?
保険やローンの知識以外に
・公的年金や健康保険など社会保険の知識
・教育資金や老後資金などライフプランに関する知識
・勤め先の福利厚生などあなたのリソースを把握できる能力
・金利や資産運用に関する知識
・税や相続に関する知識
を備えていることは必須です。
それから当然ですが、真にあなたの利益に味方してくれる人。知識はあっても、ここが違うとトンデモナイことになってしまいます。
それらがどうして重要か?
どのように繋がっていくのかは、これからコツコツまとめていきますね。
今日もお読みいただきありがとうございました。
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