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福田屋鹿沼店 復興のその先にあるもの 

2019年10月に栃木県など東日本に甚大な被害をもたらした台風19号。
福田屋鹿沼店の東側を流れる黒川も、甚大な被害を受けました。
黒川の河川敷は、激しい濁流により大きくえぐられ、春は花火大会、夏は鮎釣りで鹿沼市民が集う憩いの場所が一瞬のうちに、変わり果てた姿に変わってしまいました。

河川敷には、黒川の上流の桜堤から流された、数本の桜の大木が無惨に横たわっていました。
その桜の木から、翌年の2020年の春に桜の花が咲いたのです。
桜の木の生命力の強さ。
台風による被害、パンデミックによる外出自粛の状況下での
鹿沼市民の希望の光となる明るい話題でした。

先日の記事でご紹介したように、

鹿沼店の東側を流れる黒川河川敷は、多くの鹿沼市民の憩いの場所になっています。春は、花火大会。 夏は鮎釣り。愛犬と散歩をしたり、広い河川敷グランドでは野球やサッカーを楽しむ子供達の姿がありました。
しかし、台風による被害と、パンデミックの影響で河川敷は寂しい風景に変わってしましました。河川敷での花火大会は2020年から中止になりました。
この黒川が見渡せる素晴らしい環境の地に34年前の1989年に、福田屋百貨店は店舗を構えました。
おかげさまで多くの鹿沼市民に愛されて、長年営業を続けさせて頂いております。
34年の間には、バブル崩壊 東日本大震災 台風災害 パンデミック
さまざまな出来事がありました。
34年間、鹿沼市の皆様の暮らしに寄り添い、暮らしのお手伝いをさせて頂いた福田屋鹿沼店。
今、鹿沼市など地方の都市は様々な問題を抱えています。
少子高齢化。商店街の衰退。市街地の空洞化。
そういう状況下で福田屋百貨店が出来ること。
それは、鹿沼市の皆様の暮らしのお手伝いをすること。
災害が起きた時でも、常に必要な品物を提供し続けること。
安心安全な商品を提供し続けること。生活者の立場であること。
そして、いつも鹿沼の皆様に寄り添う気持ちを忘れないこと。

そんな想いから、今回の福田屋鹿沼店のリニューアルプロジェクトがスタートしました。
鹿沼市の皆様が愛する黒川のほとりで営業を始めて、34年。
福田屋鹿沼店は、鹿沼市民の皆様とこれからも歩んで行きます。
10年先、20年先も一緒に。
2023年11月。2019年10月の台風により甚大な被害を受けた黒川は、護岸工事が終わり、かつてのような鹿沼市民が集う場所に戻りました。
鹿沼店の東側には 春には桜が咲き、夏には黒川で鮎釣り、秋には彫刻屋台が繰り出す鹿沼ぶっつけ祭りが開催されるようになりました。
河川敷で花火大会が開催される日もそう遠くはないはずです。
復興のその先にあるもの とは、    
普通の日々を大切に生きる
 ことなのかもしれません。
平和であることは当たり前ではないから

福田屋が少しでもお役に立てれば。

11月29日  福田屋鹿沼店  リニューアルOPEN致します。













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