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【#05】 2021年10月9日、僕は障害者になった。その5

何日か後にスマホを受け取れた。

画面を見たら彼女からとてつもない数の着信🥺

ホントごめん。頑張ってちゃんと帰るからね。

何日か経ってリハビリを始める事に。

とにかくビックリした。

全く左側が動かなくてビックリした。

足は何となく分かるけど腕の存在が分からない。全然動かないし実際腕があるのかも分からなかった。

1日20分だったかな。
あぁ。俺は障害者になったんだなぁ。と改めて思った。

リハビリって言ってもベッドから立ったり座ったりそんな感じだった。

この頃にはもう逃げられないんだなって事にも気付いて大人しくしていた。

それにしても何日経ってもお通じが出ない。

これはマズイよね。ってなって下剤を飲む事に。

寝たままの僕の口に下剤を入れられて、水を飲まされて…。あぁ。ドラマとかで拉致された人ってこんな感じで薬飲まされるよなーって客観的に思ってた。

けど、倒れてから一度もトイレに行ってない。

え?!俺はオムツにするのか?!まだ34歳やぞ🙄

そんなの絶対嫌やー!って思って看護師さんに聞いたら差し込み便器でしてもらいます。って

SASHIKOMIBENKI...??

なんやそれ。

あ、これです。差し込み便器

これが本当に辛かった。

先ず、寝ながらだと踏ん張れない。
みなさん。読みながらで良いんでベッドで踏ん張ってみて下さい🥺ホント踏ん張れないのがわかってもらえると思います。

薬飲んでから10時間後…。お腹がゴロゴロしてきて看護師さん呼んで差し込み便器刺してもらったけど全然出ない。

ずーみーさんゆっくりで良いですからねー。ってお尻丸出しで…。まだ34歳やぞ🙄

え?俺何やってんのよ。差し込み便器って何よ!嫌だ嫌だ嫌だ。

そんな事を思ってても数分後、無事下剤にやられたずーみーなのでした。

自己肯定感ダダ下がりでお通じの後は流石に落ち込んだ。(差し込み便器やった事ある人コメント下さい!)

そんな病院生活を数日過ごした時に家族からの差し入れでみんなからの寄せ書きが書いてある三角巾をもらった。

彼女からも待ってるね。頑張ってね。との言葉があった🥺

頑張らないと。俺は戻らないと。

倒れてから約1ヶ月。病状も安定して、ついにリハビリ病院に転院する事になった。

リハビリ病院を選ぶにも一悶着があったけどそれはまた別の機会に書きます。

さて、次からはリハビリ病院編です。

これ、全何話になるんだろか🙄

頑張って書きますので良ければお付き合いお願いします。

つづく

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