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第1回おしゃべりカフェについて 〜準備編〜

今回は僕が働いている喫茶店でのイベントについて書こうと思う。

僕は本業とは別で月に数回、土曜日だけだが喫茶店で働いている。

喫茶店の名前は『ドリーム』

伏見の地下街にあって、働いている人は皆んな脳卒中の発症経験があるという変わった喫茶店である。

その喫茶店でおしゃべりカフェというイベントが開かれる事になった。

喫茶店でみんなでお喋りするみたいに当事者の人や、そのご家族、興味のある人達で普段言えないような悩みや、思っている事をお喋りをしようという会なのだが、定員7人に対して応募開始から3日で予約で満員御礼というありがたい状況だった。

…状況だったのだが、

何せ初めてのイベントである。

喫茶店の社員さんはトークテーマはフリーで、ずーみーさんにお任せしますね🥰的な感じだったので

『ちょっと待ってください!』

『せっかく色々な所から来て頂くのでちゃんと準備させてください!』と伝え、打ち合わせをさせてもらうことにした。

喫茶店から提示された会の時間は10時30分から11時30分までの1時間。

定員7人+僕の予定が喫茶店のスタッフの人1人とバタバタっと予約が入った為、結局10人になるとのこと。

先ず思ったのが『時間が足りねぇ』

素直にそう思った。

YouTubeライブで友達のチャーリーにおしゃべり会を想定して自己紹介をしてもらったがチャーリーは自己紹介だけで10分話してしまい、これじゃ、自己紹介だけでおしゃべり会が終わってしまう💦と思ったので
とにかく、タイムスケジュールを含めフォーマットを作る事にした。

何度か社員さんとラインを通じてやり取りをし、その後、喫茶店に行き直接打合せを重ねた。

健常者の人でもそうだと思うがいきなり自己紹介で名前を言われても覚えられないので名札を作りましょうとか、自己紹介で話す事を項目として書いて、それを見てもらって簡潔に話してもらいましょう。とか、トークテーマを複数個書いて、それを事前にチェックしてもらってから票の多いトークテーマを採用しましょう。とか、会としては1時間だが会が終わった後も残ってお話し出来る旨を会が始まる前に伝えましょう。とか、事後アンケートを取り、今後に繋げていきましょう等。なんとかこれならやっていけるかな?という所までは打合せ出来た。(会の2日前に話したいテーマが思い浮かび、追加出来るか確認した所、快く対応してくださった社員さんには感謝しかない)

西は大阪、東は茨城からおしゃべり会に来てもらえる事がわかっていたので、とにかくどうすれば楽しんでもらえるか、1人で勝手にプレッシャーを感じる日々だった。

チャーリーから言われた『来てくれる人達は実験台じゃないんだからちゃんとその人達に楽しんでもらえる事を第一に考えて、その先に改善点をみつけていきなよ』

の言葉が僕の心にトゲのように刺さっていた。

既に長いが、もう少し書く。

大阪から来てくれる事になっていたのは夢太ちゃんねるの夢太さんなのだが、夢太さんは電動車椅子で近鉄で来るという。

近鉄はよく利用するが近鉄から喫茶店まで行くルートはエスカレーターと階段のルートしか僕は知らなかった。

『これはマズイ』

夢太さんが迷わないように車椅子でも行けるルートを調べないと!と思い、仕事帰りに近鉄から地下鉄へ行くルートを調べ、自分で歩いてみて動画撮って夢太さんに送る等、スムーズに来れるような準備もした。

よし!これで準備万端!とはならないのが僕で、会は7/6だったのだが7/3くらいからメンヘラが爆発していたと思う。わら

今回はここまで!

次はおしゃべり会がどうだったかを書きたいと思う。

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