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猫と暮らせば

愛猫は18歳、猫齢で言えばとうに小生を越えている。
某公民館の前に段ボールに入れられた、捨て猫である。
以前はどの様に暮らしていたのかは知らないが、非常に臆病であった。
保護され我が家に来たときは、体重が3〜4キロだったと思うが現在は8キロ。

昼間はご飯以外ほとんど寝ている、寝言をムニャムニャ言いながら。
スーピーと寝息を立てながら、時折激しく四つ足をバタつかせる。
草原を走る夢でも見ているのか、何かから逃げているのか。

若い頃は小動物を捕らえ、自慢げに見せに来たりもしたが、
今はノロノロと歩くので精一杯の様だ。
一番の楽しみはご飯である。
ミャウミャウ、カツオ棒、チュール、猫缶、モンプチなど時々のオーダーによる。

人間にも愛情がある様に、猫にも情がある。横になっていると、
腕や体にスリスリしてくる。毛すきをしながら顔を近づければ鼻ちゅんする。

爺ニャンだが心は通じている。

なにすんねん?

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