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HSC気質の娘との暮らし

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子育てエッセイ。 繊細な気質を持つ娘との暮らしで、気づいたこと*学んだこと*心がけていること。
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記事一覧

HSCのブレない自己肯定感を育むためにしていること

褒めて育てる子育てが 主流のなか ブレない自己肯定感を育むのか? そんな問いを わたしはいつも自分の中に 持っています。 褒め方、褒めるタイミング 関わる側にとって 全部大切な要素ですよね。 でも どんなに周りから賞賛されたとしても じぶんが『そうだ』と心から思えなければ 言い換えると じぶんの価値を 自分で認めることができなければ ブレることのない 自己肯定感は育まれない そしてそれは 大人も、子どもも 同じだなーと そんな風に わたしは感じています。 娘

5年かかった、HSC気質の娘の感情が癒されるまで

学校が嫌いなこと 誰かにゆるしてもらわなきゃ 13歳の娘が 突然話したことばです 中学生になったけれど 小学校時代に感じた傷 学校というものに対するイメージは そうそう簡単には変わるものではなく 中学に入学後1年間は じぶんのペースで学校と付き合いつつ 深くじぶんの内側と向き合い 内面を大きく成長させた 1年でした 潜在意識にあるものを癒すことの大切さ HSC気質の子が苦労する理由は 潜在意識にある 記憶やそれに伴う感情が癒されないから そのまま大人になること

敏感すぎるHSCの娘、月蝕で起こったこと

星のリズムに敏感すぎる HSC気質のお子さん、いませんか? わが家の娘は 星の動きに敏感に反応するタイプです。 昨日の 牡牛座満月✖️月蝕✖️天王星の蝕は 今までにないくらい 感情の感情の揺れだったので その状況と 実際に行ったケアを健忘録として 残しておこうとおもいます。 必要な方がもしいたら しっくりくる情報をお受けとりください。 繊細っ子は自然のエネルギーに敏感嬉しくなったり 悲しくなったり 苦しくなったり しあわせを感じたり 歓びを感じたり 感情が 一気に押

今さらWISC。HSC気質の娘が検査を受けた理由。

先日、WISCの結果を聞きました。 たくさんの気づきがあったので、 ① なぜ検査を受けることになったのか ② 検査を受けてみて感じたこと ③ 検査結果は子どもと共有する必要があるか ④ 検査の結果を未来につなげるためにできること の視点から綴りたいとおもいます。 WISCとははじめに、WISC(ウィスク)についてのおさらいを。 WISCでわかる4つの指標4つの指標を細かくみていくと、わが子の得意、不得意がよりイメージしやすい形で理解できます。 娘がWISCを受けるこ

【HSC子育て】十五夜で魚座の満月に話したこと

わが家は毎年 娘が白玉でお団子を作って 三人揃ってお月見を楽しみます 十五夜に満月が重なった それだけでわくわくするのに 今年もこうやって 3人でお月見しながら 娘が作ったお団子を食べる 球体じゃなくて 火が通りやすいように 工夫して作ってくれる お団子 黒糖で蜜を作ったり本格的 作る手際も いつの間にか早くなって カタチも綺麗に揃えて 1年ごとに成長を感じる 十五夜 家中の明かりを全部消して 月明かりの中 お団子を食べながら 今感謝してることはなに? って

来春、中学進学に向けて、不登校HSCママが夏休みにするといいこと

8月に入りました。 夏休みもあっという間に 過ぎていく。 繊細っ子は 学校も自由選択の子が多いから うちは夏休み、関係ないなー というおうちも多いかもしれません。 我が家も オンラインで 授業に参加していることも多いので あまり変わり映えはしません。 子育ては 今この瞬間が大切♡ それは本当にそのとおりだと 感じますが 少しだけ 先を見えた行動をとることが必要な タイミングがあります。 それが入学のタイミング。 夏休みは夏休みで 子どもたちと過ごす時間も長く

HSC気質の娘が、宿泊研修を楽しんで帰ってきた

先日 1泊2日の宿泊研修に娘が参加してきました。 学校はほとんどオンラインでの参加なので 1泊2日という長い時間 クラスメイトと過ごすことを どう感じるのかなー と思っていましたが あっさりと行くと決めて 着々と必要な持ち物を用意し 体調をととのえ 出発しました。 行く前は 楽しみなことを いっぱい話してくれて 帰ってきてからは 楽しかったことを いっぱい聞かせてくれた。 なにも言葉にしなくても じぶんで決められる人だから そっとしておこう とただただ見守ってい

HSCママが、じぶん時間を増やす方法

自分の時間が欲しい 自分一人だけの時間が欲しい ママは何度も思ったことが あるのではないでしょうか? わたしも ずーーーっと思っていました。 HSC気質の子どもとの暮らしは じぶん一人だけの時間を創ることが むずかしく感じることがあります。 ほんとうに。 娘の対応に時間が必要だったとき 両親が交互に入退院を繰り返していた 2年間は じぶんの時間が欲しい!!! 毎日ココロの中で叫んでました笑 ママのじぶん時間を増やす方法 いろんな角度から綴ってみます。 HSC気質の

HSC子育て、進学のタイミングでわたしがしたこと

新しい環境に 緊張を感じやすい娘 繊細の子によくあること 娘はじぶんの感覚で 決めたい人 そして じぶんの感覚で決められる人です けれど ときどきちょこっと 背中を押すことが必要な時があります 思っていたよりも元気いっぱいのクラス 聴覚過敏のある娘は 賑やかな場所が苦手です ひとクラスの人数が20人と 少ないですが 元気いっぱいのクラス それは クラスの良さですが 娘にとっては つらいときがある 新学期 新しい環境への緊張感 通学のストレスから いつもよ

不登校特例校を選択した、HSC気質の娘のその後

ぱたぱたと 走るようにすぎた 中学受験を決めてからの日々 娘の中に いろんな気づきが生まれながら 毎日を過ごしています まさかの 夫のコロナ陽性で 入学式から1週間のオンライン授業 オンラインであっても クラスの中に入れること 学びたい授業をストップすることなく 受けられたことは 感謝でしかありません この2ヶ月 学校の対応のスピード感に わたしも わくわくしながら 過ごしていました 少しずつ少しずつ 娘との暮らしを 綴っていこうとおもいます 4月からの2ヶ月間

学校が苦手なわたしは、鎖でつながれていた

学校という環境に息苦しさを感じる娘 今通っている学校は ありのままの自分を受け入れてくれる場所は 学校という概念があまりないようです ただやっぱり苦しかったときの 記憶がときどき 呼び戻る 以前のような 激しいものではないけれど ときどき 戻ってくるあの感情 けれど どっぷりと苦しかったときとは違って 今は笑って話すことができます ある時突然 あぁ、 学校にいたとき わたしはずっと鎖につながれていたんだね 娘がぽつりとつぶやきました 制限を多く感じる教育の枠

HSC気質の娘が思う、反抗期

社会通念はこうやってインプットされて 感情を動かすんだなー それを感じた娘との会話。 娘が突然話し出しました。 なんだかおもしろそうな話。 詳しく聴いてみると と話すクラスメイトが 何人かいたとか。 会話の内容が、かわいい。 娘に 〇〇はまだ反抗期なの? と聴いてみると と話を聞かせてくれて 可愛すぎて思わず笑ってしまう。 反抗期と表現されることって ただ自分の感じたこと考えたことを 素直に伝えていて それを受け手が 反抗ととるか、とらないかの違いだなー と

HSC気質の娘の、不登校特例校への初登校

『おもしろかった!』 帰宅後に娘が一番に話したことば。 学区を超えての初登校。 娘はこの日は一人で行くと決めていたようでした。 だからそこに向けて ハプニングだらけの登校練習を重ねて この日を迎えました。 緊張しながらも 決して一緒に行ってとは言わなかったな。 やることはやったし、と 覚悟も決まっていたようでした。 深呼吸を何度も何度も繰り返しながら 出発の時間よりも ずっと早くに準備を終えて 呼吸をととのえて 家を出ていきました。 小学校一年生の風の強かった日

不登校特例校、2度目のプレ登校

卒業式が終わって 息つく暇もなく 4月からの生活が動き出していました。 入学が決まってから 2回目のプレ登校。 1回目は 蔓延防止策中で オンライン授業中でしたが 今回は登校できたので 登校練習も合わせてできたのでラッキー。 卒業式が終わってすぐのプレ登校。 娘の意識は しっかり中学校生活に向っていました。 プレ登校の内容子どもたちは2時間の授業がありました。 授業の内容は 校長先生の授業と主に自己紹介。 クラスは正式に決まっていないけれど ひとクラス20人ほ