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10つめのあじ(甘辛ザーギー) 1つのサイコロが決めた"甘辛"な運命

チャレンジも中盤に差し掛かる。
またしてもフレーバー補給が行われる月末を見据え、スパートをかけることにした。

6月最後の土日は両方ともチャレンジを進めるが、日曜はコンサドーレの試合を見に札幌ドームへ向かう予定。
すなわち土曜にどう動くかを決める必要があった。

前日。
ピロザンギカーのTwitterアカウントが翌日出るイベントについてつぶやく。

「ん?ベイリーズ?」
驚いた。知ってる店の名前が載っていた。

Baily'sとは私の地元を中心に販売を行っているクレープ屋キッチンカーである。
ここで言うのもアレだが、店舗型も含めて市内のクレープ屋の中で一番美味しいクレープ屋だなと思ってる。
シュガーバターはマジおすすめ。

そんな場所でピロザンギと地元のキッチンカーが揃うとは。
よし、行こう。

6月25日。
またしても江別の地に向かうのであった。
しかし、だ。
江別が見えてきたところで重大な事実を思い出した。

「・・・フレーバー決めてなくね?」

この数日咲凪とは別の打ち合わせをしてて相談するの忘れてた。
そして前述の通りコンサドーレの試合は日曜。
委ねるものがない。

困った挙げ句取った行動がこちら。

100均でサイコロ買っちった。
いや、まだこんな感じのサイコロに落ち着いたけどさ。
それが見つかるまではごく普通のサイコロとこんな感じのお碗買おうとしてたのよね。

あのサイコロに出会えなかったら、ゆーきゃんの目の前でチンチロリンをやるところでした。

サイコロを積んで移動再開し現地に到着。
現地結構混雑。
マジでチンチロリンセットにしなくてよかった。

駐車場で「なにがでるかな♪なにがでるかな♪」と小声で歌いながら、賽を投げた。

この投げるシーン、そこそこの数の人に見られていました。
ちょっと恥ずかしい中で、もう1回投げることになるだなんて。
まあいい、今度こそ。

5。
これで、今日は甘辛ザーギーと決まった。

ほんとお客さんいっぱいでゆっくり話す間も無かったので、購入しまずはレビューを。

書いてある通り、ほのかな辛みが無かったらまんまみたらし団子。
でも後から辛さが少し追いかけてくる。

前述のベイリーズを始め、まあまあの数買って離脱した。

地元に戻り思いに更ける。
「いやー、いい1日だったな。こうなったのもサイコロのおか・・・」

ちょっと待て。
そう言えばあのサイコロ見てねえな。

少し時間を遡ってみよう。

戻しすぎた。

それ出てきてないし、どうでもいい。


あ。

「ああああああああああああああピロザンギカーに置いて忘れてきたあああああああああああ」
と気づいた2秒後に俺は叫んだ。

「まあいいや。」


さて、本文序盤に出た「咲凪とのうちあわせ」について。
実は、こんな話であった。
『週末も行くの?』
「うん。それと資格講習で来週の火曜に行く。火曜は行ったついでにカラオケでも行ってこようかなー。」
『・・・はぴすたさん、何言ってるんですか?』
「えっ」
『前も言いましたよね?食べたいって』
「うん」
『じゃあわかるでしょ?』
「・・・うん」
『ちゃんとお願いするね。ピロザンギ食べたい。だから私に買ってきて。』
さすがにこれは断れないなと。
「わかった。火曜に買ってくる。」
『必ずだからね』
「うん」

と言うわけで、ピロザンギを買って急いで帰ってくることになってしまったのであったが、それは少し先の話。(続く)

サクナ「次回の、おはなしはー?」
「勝ったあああああああああああ!」
「いないんかい!」
「うまい。」
「あ、ピロザンギ神経衰弱の!」

次回 11つめのあじ 勝利の喜びに浸る"濃厚"な1日(ただしあいつは不在)
「すごいぞ、これ」


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