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女性をしあわせにするハーブ?クラリセージ

畑のクラリセージの花が咲きました。
周りの植物を覆ってしまうくらい葉が大きく存在感のあるクラリセージ。

クラリセージはアロマテラピーでも有名なハーブ。

クラリセージの香りには独特なスクラレオールという成分が含まれています。
スクラレオールは、女性ホルモンに似た働きをするエストロゲン様作用があり、女性ホルモンのバランスを整える働きをしてくると言われています。ですが、現在の研究では、スクラレオールにはその作用はないとも言われているので、その効果は定かではありません。

しかし、クラリセージの香りは「愛情ホルモン」や「幸せホルモン」とも呼ばれる脳内ホルモンのオキシトシンの分泌を促す事は実験でわかっています。

オキシトシンは、多くの動物が持つホルモンで、脳の視床下部で作られ、脳下垂体を介して血中に放出されます。

オキシトシンが分泌されると副交感神経が優位になり、不安や心配などを緩和させ心身をリラックスさせ愛情やしあわせ感を高め、ストレスを軽減する働きがあります。

そんな事から女性の心と身体のバランスを保つハーブとも言われています。

因みにローズの香りも脳内ホルモンのオキシトシンの分泌を促す作用があるそうです。

クラリセージには酢酸リナリルやリナロールなどのリラックス効果がある甘い香りの成分が含まれています。そんな香りの成分がもたらすリラックス効果が体や心に幸せ感をもたらすのかもしれませんね。

そんな女性をしあわせにするハーブと言われるクラリセージのご紹介。

〈クラリセージ〉

和名 オニサルビア
英名 Clary sage

名前の「Clary」の由来は、ラテン語の「clarus(明るい、清浄である)」が語源

シソ科 アキギリ属 2年草

学名 Salvia sclarea  

属名の「Salvia」はラテン語の「salvare(救う、治癒する)」が語源


種小名の 「sclarea」はギリシャ語のスケリア(これは堅さを意味する)に由来するそうです。

〈効能〉

オキシトシン分泌促進作用、血圧降下作用、制汗作用、皮脂抑制作用、収れん作用 など

花期  5月~7月
草丈  1m

〈利用法〉

花びらはエディブルフラワーとして、サラダやハーブティーに。

花と葉は、ワインの香りづけや、アルコールで抽出してチンキを作ったり、芳香蒸留水に


民間療法では、クラリセージは目の疾患に用いられ、名前の由来のクラルスは、視界が明るくなったことからついたとか。

正直言って、私はクラリセージの精油で気分が良く感じたことはないです。ローズの香りの方がしあわせ感を感じますし、さらにネロリの方がもっとしあわせ感感じるので好きです。
むしろクラリセージの香りは苦手な香りです。

なのでクラリセージの香りは苦手という意識がありましたが、畑で香るクラリセージの香りは、同じ植物と思えないほど、とても好きです。

香りに対する心や身体の反応は、人それぞれ。
調子がよくなった、というかたは、身体や心に合っているのでよいのだと思います。
感覚って大事ですよ。
薬効に惑わされず、自分に合ったものを選ぶのは大事ですよね。
気持ちがいい、気分がいいは、気というエネルギーがうまく循環してる証拠。

好きって感覚って一番大事です。
好きの喜びが一番、エネルギーがまわります。

それにしても植物って、
本当に多様で個性的でステキ。

自然の恵みに
感謝♾合掌

参考

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