冬にうれしい からだを温める小豆のポタージュ
冬にうれしい食養生、からだを温める小豆のポタージュを作りました。
小豆といえば、からだを温める食材。
栄養価が高くて、古くから生薬としても利用されてきています。
小豆の外皮にはサポニンという成分が多く、サポニンには、血行を促進したり、脂質の代謝を促したり、血糖値の上昇抑制、血中の汚れをとる働き、利尿作用、むくみ解消などの効果があります。
その他にも不溶性の食物繊維が多く含まれ、体内の老廃物を外に排出するデトックス効果もあります。
小豆には、ビタミンB1、B2など精神安定のビタミンB群も豊富なので、冬のストレス対策にも。他にも、カリウム、カルシウム、鉄などの栄養たっぷりです。
そんな小豆を使って冬に嬉しいポタージュを作りました。
〈小豆のポタージュの前準備 茹で小豆〉
<材料>
・ 小豆 1カップ(150g )
・ 水 3カップ(600ml 小豆の3倍)
・ 水 1カップ(差し水)
・ 塩 ひとつまみ
①
小豆をザルに入れてよく洗います。
②
鍋に水を入れ、お湯を沸かします。
③
沸騰したら塩をひとつまみ入れて小豆を入れ、フタをして弱火で40分ほど茹でます。
途中、木ベラでかき混ぜて天地返しし、底がコゲつかないようにします。
③
ある程度、小豆の煮汁に色が出たところで、ザルに一度茹でこぼし、水で洗い、渋味を取り、また水を入れて茹でます。
④
40分くらい経ったら差し水をし、さらに20分ほど茹でます。
※ ふっくらするまで茹でてください。硬い場合は茹で時間を増やして調整して下さい。
⑤
茹であがったらザルにあげて、水分をきり、小豆と茹で汁とを分けます。
⑥
茹で小豆100gをポタージュ用に取っておきます。
茹で小豆は出来上がり320〜350gくらいになります。
残りの小豆は、あんこやお汁粉にしたり、使いやすい量50gくらいを小分けにして冷凍しておくと、いろいろ使えて便利です。
茹で汁は、そのまま薄めて茹で小豆茶として飲んだり、甘酒と混ぜたり、昆布茶を入れてスープのように飲んだりもできます。
茹で汁の活用は、また別で。
ここで茹であがった茹で小豆でポタージュを作ります。
〈小豆のポタージュ〉
〈材料〉4人分
・ 小豆 50g
・ 玉ねぎ 半分
・ キャベツ 20g(千切り)
・ 塩麹 小さじ1
・ にんにく 1片
・ オリーブオイル 大さじ1
・ ローリエ 1枚
・ 塩 ひとつまみ
・ 昆布水 1カップ
(水でもOK)
・ 黒こしょう 少々
〈作り方〉
①
玉ねぎ、にんにくをみじん切りし、キャベツは千切りにします。
② 鍋に油を入れて、①を入れて塩をひとつまみ入れてしんなりするまで1分ほど炒めます。
③
小豆を入れてしばらく炒めてから水と塩麹、ローリエを入れて煮ます。
④
白濁してきたらブレンダーにかけて撹拌します。
塩、黒こしょうで味を整えて出来上がり。
油を入れた後、ガラムマサラとチリペッパーを入れて、塩麹を小さじ1増やすと小豆のカレーもできますよ。
今日もおいしくいただきます。
自然の恵みに
感謝♾合掌
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