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悪霊退散!血液を浄化するハーブ ヤロウ

先日、ヤロウのハーブの潜在能力との気づきとヤロウの思い出エピソードについて書きました。

血液のマスター、血液を浄化すると言われるヤロウは出の伴う傷に良いです。

ケガにはカレンデュラはNo.1ですが、カレンデュラでは、治りにくい傷にはヤロウですね。深いケガをして初めてこの身を持って凄さ体感したハーブでもあります。
それから大好きなハーブのひとつになりました。
キク科には珍しいセリ科の花のようなレースフラワーのような花も好きです。

ヤロウには治癒力のある成分が多く含まれており、古代より傷の治療や止血、炎症の洗浄などに使用されてきました。
軽い傷には、傷口を洗浄し、ヤロウをもんで包帯を巻いて利用していたそうです。

このハーブには、血液を浄化する作用があると言われてますが、クライアントさんを通じて血のつながりの因縁、恨みなどの血みどろの思いのを癒し、浄化するようにも感じました。

戦いの傷を癒すハーブ
今日はそんなヤロウのご紹介。

〈ヤロウ〉

別名 セイヨウノコギリソウ ミリフォリウム
英名 Yarrow

キク科 ノコギリソウ属 多年草

学名 Achillea millefolium

学名のセイヨウノコギリソウ属を意味するAchilleaは、ギリシア神話の英雄アキレスがトロイア戦争で負傷した兵士の傷の治療に使われたことが由来。

属名のAchillea (アキレア)はギリシャ語でアキレスのハーブという意味のachilleiosから来ている

種小名のmillefoliumはラテン語で1000枚の葉やたくさんの葉という意味で、ノコギリの刃のような葉がたくさんあることからきている。

〈花言葉〉 戦い 治癒 悲しみを癒す

〈開花期〉 6月〜9月


〈食用利用部位〉

葉、花
葉は、ハーブティー、サラダなどに
花はエディブルフラワーとしてサラダやデザートなどに

〈効能、効果〉

止血作用、抗ウイルス作用、血圧降下、血液浄化作用、抗痙攣、筋肉痛緩和、抗炎症作用、殺菌作用、月経痛や更年期症状の改善、収れん作用、発汗作用、利尿作用、消化機能促進、食欲不振や消化不良の改善、鼻血、喀血、頭痛、腹水、むくみの改善、胃腸の痙攣の緩和、リウマチの緩和など


〈含有成分〉

フラボノイド、タンニン、コリン、カリウム、

〈精油成分〉

ケトン類のカンファー、モノテルペン炭化水素類のα-ツヨネン、α-ピネン、モノテルペンアルコール類のボルネオール、セスキテルペン炭化水素類のカマズレン、
酸化物類の1,8-シネオールなど

〈成分と効能〉

ヤロウの葉には血液を凝固させる止血作用があり、傷口を固める効能があることから、古くから薬用植物の止血剤として使われてきたそうです。鼻血を止める効果があることからヤロウは鼻血を意味するノーズブリードと呼ばれたりするそうです。

血液と関係する作用として、末梢血管を拡張し、血流をよくすることから血圧を下げる効果があるとも、されています。

風邪や熱、感染症や感染症予防に

ヤロウに豊富に含まれるセスキテルペン炭化水素類のカマズレンという成分は強い抗ウイルス作用があります。また、ヤロウに含まれる酸化物類やモノテルペンアルコール類には、ウイルスの繁殖を抑制する作用があり、モノテルペン炭化水素類やセスキテルペン炭化水素類には、抗炎症作用があります。

ヤロウの抗ウイルス作用、抗炎症作用など幅広い働きが、免疫力を高め、発熱時や風邪、風邪の予防、筋肉痛緩和などに効果を発揮します。
また、発汗、利尿作用があり、体内に溜まった毒素を体外に排出してくれ、昔から熱さましとしても利用されてきたそうです。


傷、ケガ、皮膚に

軽いけがや火傷に使用すると、止血され早く治ると言われている。
治りにくい傷や皮膚の炎症にも使うとよい。

皮膚の炎症を抑え、古くなった細胞を取り除いてくれますので、スキンケアにも効果的です。

婦人科系のトラブルに

骨盤周辺の鬱滞を和らげ、生理痛、月経困難、生理不順、更年期障害の改善

〈忌避〉

妊娠中の人やキク科アレルギーの人は使用を避ける。

ヨーロッパでは、古くからヤロウの葉は悪霊から身を守り、追い払う力があるとして、花冠にしたり魔除けやお守りとしても重宝され利用されてきたそうです。

自然の中にはあらゆる解決方法が眠っているなーと思いました。

自然は大きなホスピタル
植物って、知れば知るほど
なんてステキなんだ!
そして自己治癒力に

感謝♾合掌

参考元
https://himitsu.wakasa.jp/contents/yarrow/

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