小学校低学年の子どもの読解力を上げる方法 7.読解力向上のゲームやアクティビティを取り入れる
いよいよ夏休みが終わり、学校が始まるこの時期、読書を通じて子どもたちの読解力をどうやって楽しく伸ばしていけばいいか、ご紹介しますね。
学校が始まってからも、以下に紹介するこれらのやり方はとても楽しく、取り組みやすいのではないでしょうか?
まるで宝探しのような面白いゲームやアクティビティを一緒にやってみませんか?
〇 キャラクタークイズ
絵本を読んだ後、
「くまくんが次にどうすると思う?」とか
「もし君がウサギさんだったら、森の問題をどう解決する?」など、
お話のキャラクターや出来事について質問してみましょう。
これで、物語の中で何が起きているのか、子どももより深く考えることができるようになるでしょう。
〇 絵カードマッチングゲーム
物語のいろんな場面を描いた絵カードを使って、そのシーンを正しい順番に並べてみてください。
これをすることで、
「この後どうなるんだろう?」
とドキドキしながら、物語の流れを視覚的につかむことができます。
〇 ミステリーゲーム
簡単な推理物語を読んで、登場人物や事件の手がかりから
「誰が犯人かな?」
と推理してみましょう。
まるで小さな探偵になったような気持ちで、物語の謎を解いてみるのはとっても楽しいですよ。
〇 アドベンチャーゲームで役割演技
物語の登場人物になりきって、どう行動するか決めてみましょう。
自分の選択で物語がどう変わるかを見ながら、
「もし違う選択をしてたらどうなっていたかな?」
と考えることができます。
〇 読書レースとクイズ大会
定期的にクイズ大会や読書レースを行って、子どもが友人と一緒に競い合いながら読解力を鍛える場をもうけてみましょう。
きっと、協力して問題を解く楽しさも味わえるのではないでしょうか?
ここで、これらのアクティビティをおこなう際には、くれぐれも無理をせず、子どもが楽しんで参加できるように配慮しましょう。
たとえば、一日に一つのゲームやアクティビティを試すことから始めるのもいいですね。
子どもが疲れている日は、活動を短くするか、お休みするのも大切です。
また、子どものリズムに合わせて活動を進めることも重要です。
朝が得意な子は、朝の活動時間にクイズやゲームをおこなうといいのではないでしょうか?
夜になると疲れてしまう子には、夕方になるまでに活動を済ませる計画を立てるとよいでしょう。
これらのアクティビティで、学ぶことがもっと楽しくなるはずです。
本の世界に一緒に飛び込んで、新しい発見を見つけながら、読解力を育てていきましょう。
おもしろそうだと思ったら、ぜひ試してみてくださいね。最初の一歩を踏み出すのに、遅すぎることはないので、おすすめです。
少しでよいので、実践してみることをおすすめします。
実践して見られたら、そのようすを教えてください。
お待ちしております。
次回以降も、ひきつづき子どもの読解力を上げる方法について、いろいろふれてみたいと思います。
どうぞお楽しみに。
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