【もう一息!!】
1歳児のB君は、左手の人差し指と中指に吸いダコができているほど
指すいをしています。
おもちゃを口に入れることが多く、
「B君は、すぐに口に入れるねー」
「おてて吸わないよ」
「おもちゃ食べても美味しくないよ。」
「もう、口に入れる年齢じゃないでしょ!!」
と声をかけられることが多かったのですが、
最近は、唇を震わせて「ブー」と音を鳴らせる姿が目立ってきました。
「ぶーってしたらダメ」
「汚い。みんなに迷惑」
「お友だち怒ってるわ」
「やったら
ダメって言ったら余計にするわ〜」
【もし、本当に辞めさせたいのであれば...】
私だったら、「ダメ」って言ったら余計にする!ということは分かっているのだから、「ダメ」という禁止の言葉ではなく、まずは、過剰に反応しないということを試してみるかな?
「ぶーっ」と音を鳴らすことで、A君が反応してくれるので、その反応を期待してしている。ということが考えられるからです。
B君の指すいに関しても、B君がどんなときに指すいをするのか?また、指すいをしない時の遊びはどんな遊びなのか?ということを観察してみることから始めるかな?
指すいは、歯並びや噛み合わせに影響が出てくるので、できるだけ習慣化にならない間に辞められるのは理想的ですよね。
だから、大人の配慮として、少しでも早く辞めさせてあげたいと思う気持ちは当然のことだと思うのですが
指すいを無理に辞めさせることでの心理的な影響も考えると、私なら禁止や注意ではなく、
指すいをなるべく減らせるように、両手を使う必要があるような遊びに興味付けするなど、徐々に指すいを減らせるようにするには、どのような工夫ができるかな?ということを考えてあげたいな〜と思います。
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