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「普通」の人のためのSNSの教科書

皆さま、こんにちは!
合同会社ハピオブの広報スタッフYです。

最近の日本はワールドカップが熱かったですね~⚽
皆さまはご覧になりましたか?
広報スタッフYは緊張しすぎて最初の15分しか見れませんでした(笑)

さて、今週もハピオブ公式noteをご覧いただきありがとうございます!
ハピオブ公式noteでは、毎週書籍の紹介や会社の日常を発信しています。

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今週の書籍

今週の書籍は、徳力基彦氏の『自分の名前で仕事がひろがる「普通」の人のためのSNSの教科書』です。
この書籍は、SNS発信のメリットやコツを著者の経験をもとにして書かれています。SNS発信に「興味はあるけど何から始めればいいかわからない」「炎上が怖い」というイメージを持つ人にぜひ読んでほしい一冊です。

今回の記事では、この書籍の中から「SNSが仕事に役立つ理由」と「炎上」というテーマを紹介していきます!

徳力基彦(とくりきもとひこ)氏について

note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 アンバサダー/ブロガー

NTTやIT系コンサルティングファームなどを経て、アジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画。代表取締役社長や取締役CMOを歴任し、現在はアンバサダープログラムのアンバサダーとして、企業のソーシャルメディアの活用についての啓発活動を担当。note株式会社では、noteプロデューサーとして、ビジネスパーソンや企業におけるブログやソーシャルメディアの活用についてのサポートを行っている。

SNSが仕事に役立つ3つの理由

・自著を出版できた
・ヘッドハンターからスカウトされた
・リファラル転職した
・複数の有名雑誌に取材された
・全国放送のバラエティ番組に出演した
・勤務先が大規模商業イベントに招聘された
・大学講師として呼ばれた
・講演会への登壇を依頼された
・大型発注があった
・1万人規模のイベント開催につながった
・顔が知れて他部署と仕事がしやすくなった 
『自分の名前で仕事がひろがる「普通」の人のためのSNSの教科書』p4-5

これらは実際に本書で紹介されている、ネットでの発信で得られた効果の一部です。

ではなぜ、SNS発信をすると上記のようにリアルにもいい影響があるのでしょうか?そこには次の3つの理由があります。

①「プルのコミュニケーション」ができる
一般的に、
リアルのコミュニケーション→「プッシュのコミュニケーション」
ネットのコミュニケーション→「プルのコミュニケーション」
と呼ばれています。

このプルのコミュニケーションは、コミュニケーションコストが低く自分にも相手にもに負担が少ないというメリットがあります。
コミュニケーションコストが低いとは、話しかける勇気や、すぐ会話が終わってしまうリスクが少なくすむという事です。
また、プルのコミュニケーションにはハプニングを起こしてくれるというメリットもあります。
ここでの「ハプニング」とは、ネット上に情報を発信しておくことで、思ってもみなかった相手が自分に関心を寄せてコミュニケーションを取ろうとしてくれることを指します。

②「蓄積効果」がある
自分たちの発信が小さな発信であっても、ネットやSNSはその発信を蓄積し、可視化されていきます。
蓄積があることで、時間がたった後でも検索することができます。

発信を継続することによって、発信者側に対する安心感、信頼感が醸成されていきます。
『自分の名前で仕事がひろがる「普通」の人のためのSNSの教科書』p52

③アウトプットが「思考訓練」になる
SNS発信をしているビジネスパーソンは、SNS発信を通して自分の意見をアウトプットしています。そのため、発信の継続は「思考訓練」になります。

情報があふれるインターネットが発達した現代ではインプットに昔ほどの価値はありません。
例えば、「書籍の気になるところに付箋をはったり、メモをしたりして、そのインプットした情報に自分の考えを添えてアウトプットする」といった、インプットからアウトプットまでの一連の流れを日々繰り返すことが思考訓練になります。

炎上について

ここまで、本書で紹介されている、SNSが仕事に役立つ理由を抜粋して紹介してきましたが、やはり多くの方が気になるのはSNSでの「炎上」ではないでしょうか?「炎上」とは、人や企業の不祥事や不適切な言動がSNS発信によって注目を集め、避難・批判が殺到する事態を意味します。
近年では、SNSを利用する個人アカウントだけではなく、会社のSNSアカウントも不適切な発言などにより炎上しています。
SNSをうまく活用するとリターンを得られますが、その反対のリスクもいつ誰のもとにふりかかるか分かりません。

そこで、SNS利用によるリターンと表裏一体の関係にあるリスク(炎上)の背景について紹介していきます。

炎上を引き起こす三つの背景

①個人の発信が見えるようになったこと
現代では、インターネット、特にSNSの発達により個人の情報発信が以前に比べて容易になりました。そのため、無名の個人であっても発言や行動が可視化されて、話題になりやすくなっています。また、SNSの利用者数も増え、拡散のスピードも速くなっています。

②多くの炎上が「正義感」からはじまること
炎上はネット上にいる「悪意」を持った人が火をつけて回って起こるわけではありません。炎上の多くは、第三者の「正義感」により火がつけられています。
人によって何を正義とするかは異なります。
仲間内では許されていたことも、全世界の人の目にふれる場では許されない場合があります。

③炎上ネタをメディアが探していること
はじめはSNS上の小さな炎上だったとしても、その炎上がネットニュースやテレビに取り上げられ、急速に広まっていくことがあります。
最近のメディアはネタを追い求めて、SNSの炎上を探しています。
SNS上で話題になっているツイートに、テレビ局のアカウントが、”テレビで紹介したい”といった内容のリプライをしているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
特に、時事ネタなどの社会全体が特定の話題に注目しているタイミングでその話題に関する発信をすると、自分でも思わぬ反響がででしまう時があります。


おわりに

今回の記事では、徳力基彦氏の『自分の名前で仕事がひろがる「普通」の人のためのSNSの教科書』を紹介しました。
”SNS”と聞くと、人によって思い浮かべるイメージが異なると思います。「有益な情報を発信・吸収できる」「仕事に活用できる」「日頃の愚痴をつぶやく」「いつも誰かが炎上して叩かれていて怖い」などなど…
そんな中で、本書は「SNSを利用して仕事を広げたい・仕事に活用したい」ビジネスパーソンに向けた書籍になっています。もちろんビジネスパーソンに向けた内容が盛りだくさんです。
しかし、私はビジネスパーソン以外にも読んでもらいたい本だと感じました。日常や人生の中で重要なヒントとなる発信を多くのビジネスパーソンがしているということ、身近なSNSでの炎上には背景や対処法があること、この二つを知れるのはビジネスパーソン以外にとっても大きな利点だと感じたからです。
このようにSNSについて分かりやすく説明されている『自分の名前で仕事がひろがる「普通」の人のためのSNSの教科書』では他にも、著者がSNS発信に人生を救われるまでの話やSNS発信のための具体的な準備などが紹介されています!気になった方は是非読んでみてください!


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「Smart Lab TOYAMA」、略してスマラボに興味がある方はぜひこちらの記事もご覧ください!

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今週もハピオブ公式noteを読んでいただきありがとうございました!

合同会社ハピオブ 広報スタッフY

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