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自分のブランディングをする

皆さま、こんにちは!

合同会社ハピオブ(HPリニューアルしました♪)の広報スタッフYです。

1月も下旬に差し掛かろうとしていますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
広報スタッフYはハピオブで任せてもらえるお仕事が増えたのでやる気に満ちています🔥

さて、今週もハピオブ公式noteをご覧いただきありがとうございます!
ハピオブ公式noteでは、毎週書籍の紹介や会社の日常を発信しています。
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今週の書籍

今週の書籍は、西岡郁夫氏の『一流マネージャーの仕事の哲学 突き抜ける結果を出すための53の具体策』です。
この書籍では、「ミドル」と呼ばれる30歳代前半から40歳代後半の方々の悩みを解決する具体策を、一流の経営者や経営学者からのアドバイスや著者自身の経験などを基に提示されています。

今回の記事では、「ミドル」を対象としている本書の中でも、より幅広い方々にも役立つ第9章「自分のブランディングをする」を紹介していきます。

西岡郁夫氏について

株式会社イノベーション研究所 代表取締役社長。丸の内「西岡塾」塾長。

1943年、大阪府生まれ。大阪大学院工学研究科通信工学専攻修士課程終了後、シャープ株式会社入社。1992年、インテル株式会社に転身。1999年、モバイル・インターネットキャピタル株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。2002年、「丸の内『西岡塾』」を設立。

自分のブランディングをする

まずはじめに、「ブランディング」とはなんのことでしょうか。

ブランディングとは消費者や取引先、従業員も含めた社会全体に、自社の商品やサービス、企業自体を「その企業ならではのもの」として認識させ、他社と差別化する取り組みです。(図書印刷株式会社ホームページより)
つまり、「自分のブランディングをする」とは自分ならではの強みや良さを見いだし、他者との差別化を計るという事です。

では、自分をブランディングするには具体的にどのようなことを意識すればよいのでしょうか?

社内価値に甘んじない

多くの会社の中には、「あの人自身は大したことないけど、社長の覚えがいいから取締役をやっている」というような人がいるでしょう。社内価値に甘んじている人たちです。このような人たちは会社を辞めたら活躍の場を失います。大企業に勤めていても、一寸先は闇となるこのグローバル化の時代に頼りになるのは、自分自身の「市場におけるブランド」だけです。では、「あの分野では○○さんだね」といった自分自身のブランドを確立することが重要になります。

自分の強みと弱みを知る

商談などで「相手を知る」ことはとても重要ですが、ここでおろそかになりがちなのが「己を知る」ことです。己を知ることで自分に合った交渉術、仕事のスタイルを確立するのが大切です。著者は実際の商談の際、「論理的に分かりやすく説明する」という強みを活かせる仕事のスタイルを貫くことを徹底しました。逆に、「そう言わないで、どうか買ってください」と平身低頭して頼み込んだり、「まあまあ、もう一杯!」とお酒を注いだりするのは著者は自身の弱みであると判断し、仕事のスタイルには採用しませんでした。このように、自分の強みと弱みを冷静に判断して「自分のスタイルを持つ」ことを意識してください。

自分の能力を発揮できる仕事を選ぶ

著者が塾長を務める西岡塾で毎年講演を行っている藤原和博氏はリクルートから東京都杉並区和田中学校の校長に転じ、教育にビジネスセンスを注入して大成功された教育改革実践家です。藤原氏の持論は「100万人に一人の希少性のある人材になれ」です。同氏は、「1万時間一生懸命にやり続けて一つの分野をマスターし、100人に一人くらいになる。さらに上を目指す人には、同じ分野で1万人に一人になるのではなく、違う分野に新たな一歩を踏み出して、1万時間一生懸命にやり続けて100人に一人になり、総合1万人に一人になる。次にまた一歩踏み出して、結果として100万人に一人となる」戦略を強調しました。
著者がシャープからインテルに転職する前に、米国サンタクララにあるインテル本社まで、当時のCEOに会いに行き、なぜ自分を必要としているのかを確かめに行きました。そこで著者は、「これなら自分の能力を発揮できる」と思い、インテル行きを決めました。このように、自分の能力や強みを発揮できる場か冷静に分析して仕事を選ぶことで、希少性のある人材、すなわち自分をブランディングできている人材へとつながるのです。

おわりに

今回の記事では、西岡郁夫氏の『一流マネージャーの仕事の哲学 突き抜ける結果を出すための53の具体策』を紹介しました。
この書籍はミドルと呼ばれる世代を対象にした書籍ですが、その中でも第9章はミドル以外の方にも当てはまります。どの世代・どの場所であっても、そのコミュニティだけの価値に甘えていては他の場所に行ったときに活躍できません。また、自分の強み・弱みを知るといった今すぐ実践できる自己分析が自分のブランディングにつながると知ることができました。ミドルでない方もミドルの方も、空いた時間などにゆっくりと自分について考えてみるのもよいのではないでしょうか!
今回の記事は第9章のみの紹介となりましたが、他の章も有益な情報ばかりなので気になった方は是非読んでみてください!

おしらせ

また、弊社では「富山県でイキイキ働く人を1人でも増やしたい」そんな想いから生まれた富山県公式のコミュニティ「Smart Lab TOYAMA」の運営に携わらせていただきます。
「Smart Lab TOYAMA」、略してスマラボに興味がある方はぜひこちらの記事もご覧ください!


合同会社ハピオブについて

合同会社ハピオブは、「すべての人が活躍できる社会をつくる」をビジョンに掲げ、企業の人材戦略(人的資本経営)の支援、個人のキャリアオーナーシップ構築の支援を行なっている会社です。

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今週もハピオブ公式noteを読んでいただきありがとうございました!

合同会社ハピオブ 広報スタッフY

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