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januar / 1月

新年の魚

ヴェヌーでの新しい年は、鱈(たら)で始まった。毎年の事ながら、デンマークのお正月は、1月1日で終わってしまう。というか、1月1日の朝4時頃に終わるんじゃないだろうか(注1)。クリスマスは永遠と続くような気がするのに、お正月は、その瞬間だけらしい。ヴェヌーでの年末は、12月31日の夜から友人知人と集まり新年会をするというもの。大晦日の午後5時30分ぐらいから友人が集まり始め、午後6時から始まる女王マルグレーテの「新年のご挨拶」とよばれるスピーチを、皆で静粛のもとテレビで拝聴。スピーチが終了すると、シャンパンで乾杯して、新年のお菓子であるアーモンドパウダーでできたマジパンを使った「クランセケーキ(注2)」を食べる。なんだか、年末の18時20分には、もう新年が来たような雰囲気を醸し出す。

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ヴェヌー島での豊かな生活の一端を、デンマークの文化とともに皆さんと共有したいと思います。

ヴェヌー島の人たちは、先端技術を上手に利用しながら自然に触れる生活をしています。 季節の変化に繊細に対応し、春の訪れや秋の実りに感謝しなが…

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