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ハンカチーフください

元宝塚歌劇団。
元うたのおねえさん。

この単語をみて皆さんは脳裏に浮かぶ方、いらっしゃいますでしょうか?

そう、それは・・・

はいだしょうこさん!!


バラエティなどテレビで何度かお姿を拝見して、天然だけど歌うとめっちゃすごいんだなぁというざっくりとしたイメージを持っていました。

ですが!!!!!
昨年4月から開始されたYoutubeを最近拝見して

いやこれ凄いわ

と思ったので今日ははいだしょうこさんが一人二役でうたう「木綿のハンカチーフ」について書いていきます。


1.木綿のハンカチーフという楽曲

木綿のハンカチーフは太田裕美の4枚目のシングルとして1975年された楽曲です。最大のヒット曲でありながら、同年に「およげ!たいやきくん」が発売されたためにオリコンで1位を取ることがなかったとか…。

私もこの楽曲をきいたことはありましたが正直、出だしの恋人よ〜僕は旅立つ〜♪と最後のハンカチーフく〜ださい〜♪の部分しか記憶に残っていませんでした。(幸子さまが歌番組でカバーなんかしてたらきっと全部暗譜したと思うけど)

作詞は松本隆、作曲は筒美京平
え、なんというヒットメーカーが手がけているの(驚)

歌謡曲というと大体が3番ぐらいまでですが、この曲は4番まであります。そこでこんなドラマが描かれているなんて…
(ご存知の方には、なんだそんなことも知らないのかよという情報を書き連ねていてすみません)

2.はいだしょうこの一人二役で見えたもの

動画を見てこの曲が男女の掛け合いでできていると初めて知りました(←)
それをはいだしょうこさんが歌いながら演じています。

オリジナルの太田裕美さんも歌い分けていましたが、はいだしょうこさんが演じてくれたお陰で男女の心の機敏がより伝わってきました。

・あなたのキスほど煌めくはずないもの〜で男が照れるところ
・草に寝転ぶあなたが好きだったので男が何言ってるんだいのようなリアクションをするところ
・僕はもう帰れないで女がハッとするところ、その前の表情も

こういった場面を目で見ることで歌を聞くだけでは逃してしまうような心の変化にも気づけた気がします。
コメント欄にもありましたが「一緒に変わっていきたかった男と変わらないことを望んだ女のストーリー」だったのかと思いました。都会で君に似合うものを探すよと言っている彼も心から彼女を思っていたし、そのままでいてほしいと彼女も心から思っていた。男と女、どっちが悪いわけでもなくただただすれ違っていってしまったのね、と。

そんでもって、いつかも言った気がしますが日本の歌謡曲の底力!
歌は3分間のドラマと言いますが、たったそれだけの中にこんなドラマが詰め込まれているなんて。そして最後に木綿のハンカチーフをくださいと言った意味…!多くの人の心に残る曲にはやはり行間、余白が存在して、各々の経験やら思い出を重ねるんでしょうね。。。

それにしてもしょうこお姉さん、美声!!
ちょっとした仕草もその演技もいい!!!
何より歌うまっ!!!!!

この曲を隅から隅まで表現しているな〜いいもの見たぜ!!!と新年早々感動してしまいました。ここ何日かはいだしょうこの歌とか、、、チャンネルを漁っています。

こんな素晴らしい作品を家で簡単に見れる時代なんですね。
良いものが沢山の人に届く世界、それを受け取れる自分で在りたいなと思います。

こんなだらだらとした感想文を最後までお読みいただきありがとうございます!

日々の当たり前の幸せに感謝を。


そうそう、しょうこお姉さんの歌う飾りじゃないのよ涙は
これも度肝を抜かれました。180度印象が違う!!!

こちらもぜひ!




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