たとえ快晴でも
心模様と空模様
なんだか似ている。雨が降れば気持ちもブルーだ。
なんて、ありふれた一文。
そんなの、一切関係なんてない
例えこんな快晴であろうとも
気持ちは平気で下降するのだ。
私は朝干した洗濯物を取り込みながら
乾くのが早くて助かるなと
素朴な感想を思う。
そんな時にでも
自分が過去に言われた酷く辛い言葉を思い出し
心がザワつくのだ。
振り払う様にバスタオルをワザとバサバサと振るうと
洗濯物のいい香りがする。
あの時と同等に蘇ってきた悲しく悔しい気持ちも
素晴らしく晴れ渡り
澄み渡る空にも
負けないで存在しているなんて
本当に。
やるせないのである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?