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【5日目-2】ミルトンモデル/削除・歪曲・一般化

初回+再受講の、講義•ノートとマニュアル・動画・自分の思いをまとめています。
引用多。

〈ミルトンモデル〉

睡眠療法家
ミルトン・エリクソン
の言葉遣いをパターン化したもの。

無意識に語りかけることでダイレクトに伝えたいことを受け取ってもらえる。

相手からの抵抗を減らせる。

曖昧さを上手く発揮することで、相手の世界観をフル活用しようとするもの。

引用はプラクマニュアルより

メタモデル…質問
ミルトンモデル…話す(伝達・表現)

ミルトンモデルはペース&リードが必要

ガイド側からの「投げかけ」
「アドバイス」であり「説得」とも取れる話法の形式。

「やった方がいいかも」「こうしなさい」と言われても、動かない人が多い。

義務→行動力が鈍る

「こうした方が自分にとっていい」と
自主性を持ってもらいたい。

動きだすまで時間がかかっても、動き出したら流れに乗る。
成長を持てるよう促す。

〈重要なポイント〉
受け取り手が望ましいと思っている世界を作り出すこと

1.その人のリソースが活かせるような方向付けをされた、曖昧な言葉を使う。

2.聞き手に、望ましい状態になって良いという許可を出す。

3.リソースの組み合わせや過去の体験の解釈には無限の可能性がある、と含意する。

◉削除系(5)…あえて必要な言葉を言わない

⭐︎価値判断者の削除

誰の言葉か、誰の判断なのか文章上不明確な表現。
主語が抜けている為、一般論に聞こえる。
A=Bと複合等価すると作りやすい。

例)疑問を持つことは良い。
  酒は百害あって一利なし。

⭐︎比較の削除

比較の対象や基準をあえて不明にする。
聞き手の経験値に照らし合わせて受け取る。

例)私は決断力が乏しい。
  より分かりやすく。白さアップ。

⭐︎参照指標の削除

「あれ」「これ」「それ」「どれ」「ここ」「そこ」「あそこ」「あいつ」「例の」など、何を指しているか不明確にし、指示対象を広範囲に広げる。
相手の世界観の中で言葉を埋めさせる。

※「男」「女」「世界」もこのパターン。
※価値判断者の削除やマインドリーディングに効果的。

例)【人】は簡単に成長する。
いつも【ここから】がスタートです。
【あいつ】っていつも【あんな感じ】だよ。

⭐︎不特定動詞

「どのように」という行為の具体的な描写を不明確にする。
具体的なやり方を聞き手が想像するしかない。

「する、進む、行く、学ぶ、動く、続ける」→和語動詞

「思う、考える、知る、経験する、理解する、覚える、気づく」→睡眠誘導でよく使われる

例)【続ける】ことで【成功します】
【興味を持つ】【不思議に思う】
【〜かなと思う】

⭐︎名詞化

現在進行している出来事・行動・特性などの動詞を名詞に置き換える。
動詞「愛する」→名詞「愛」
  「恋する」→       「恋」
2つ合わせて→「恋愛」←名詞化

「愛」「自由」「体験」「成長」
見分け方:姿・形のないもの。
     台車に乗るかどうかで判別。

例)あなたの抱えている【困難】が、あなたに【学習】と【成長】の【機会】を生むでしょう。
【幸せ】【不機嫌】【縁】
【コミュニケーション】

相手に、省かれたものを想像し、自分なりの解釈を付け、相手の行動を引き出していく。

◉歪曲系(4)…可能性を話す

⭐︎マインドリーディング(読心術)

あたかも相手の気持ちが分かるかのように話す手法。
※具体的にし過ぎない。

例)今、何か考えているでしょ?
まだ、どうやってミルトンモデルを使えばいいか悩んでそうですね。

⭐︎原因-結果(因果関係)

原因があるから(あったから)結果がある(あった)と、聞き手に「当然」と感じさせる手法。
聞き手の心の中に起きて欲しいことを実現させる可能性を高めることにも役立つ。
「だから」「〜すると」「そのため」「したがって」などの接続詞を使うと因果関係は作りやすい。

例)NLPを学んだ【から】起業できた。
NLPは向上心を与えてくれる。【そのため】私の毎日は充実している。

⭐︎複合等価

関係のないAとBをイコールで結ぶことで、抵抗を減らす手法。
「そして」「つまり」「また」「けれども」「ということは」「しかし」などの接続詞を使うと等価関係になる。

例)心理学を学ぶ人は成長が早い。
悩んでいる【ということは】成長するチャンス!かもしれませんね。

⭐︎前提(発言の内容の中に含ませた事実/仮定)

→【5日目-3】参照

◉一般化系(3)…許可的に話す

1.可能性の除法助動詞

可能性の有無を示すことで否定しづらくする。
「〜できる・できない」「可能・不可能」
「〜できる」「〜かもしれない」という可能性を広げる表現が多い。

例)練習で技術は身につけられる。(可能性)
真剣さがないと成長出来ない。(制限)

言い切るのが難しい時は、「〜かもしれない」と語尾をにごす。
言い方:「〜できる。かもしれない。」

2.必然性の除法助動詞

必然性を示すことで否定しづらくする。「すべき」「〜しなければならない」「〜する必要がある」「して良い」や不可能性を表す「〜すべきでない」「〜してはいけない」「しない方が良い」「構わない」など、選択肢がないことを意味付けする。

例)あなたが英会話を上達されたければ、ヒアリングについて【学ぶべき】だ。
そのままで良ければサボっていても【構いません】

3.普遍的数量詞

例外なく起こる/怒らない、ということを暗に伝える。
「いつも」「毎回」「誰もが」「みんな」「普通」「絶対」「必ず」「当たり前」「何一つ」「全て」「当然」*「ずっと」

例)【全て】の経験には意味がある。
  努力は【必ず】成長に繋がる。

〜〜〜〜〜

・「当たり前」「そうなんだ〜」と伝わり易くなる
・話の内容を受け入れてもらったり、没頭し易くなる。

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〈感想〉

ミルトンモデルのパターンを覚えきれておらず、まだしっかり理解できていません。

自主ワークで
・街のミルトンモデルを探す
・ミルトンモデルで手紙を書いてみる
をやってみたところ、なかなか面白かったので、後日upします。

🌱🌱
Special thanks🫶:
広島NLPスクール「グロウアップ」
             🌱🌱🌱

次回は、
【5日目-3】ミルトン/歪曲系前提8パターン
についてnoteします。

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